私、「このバイク、自分で弄(いじく)ったでしょ?」
彼女、「教えてもらいながら、自分で弄っています」
素人が整備すると部品が余ることは良くあること。
つまり、彼女の愛車は所々部品が不足。
公園で整備をすると小さな部品を無くす恐れがあるため。
私、「僕の家に運んで良い?」
彼女、「遠いですか?」
私、「バイクだと15分、車だと25分くらい」
彼女、「近いですね。でも私、直ぐにお金は払えないですよ」
私、「お金のことは心配しないで良いよ」
自分が乗って来たワゴン車に彼女とバイクを乗せ自宅に向かうと、途中で珍しいバイクを見付けた彼女はそのバイクについて語り始め、私は黙って聞いていると。
彼女、「お兄さん聞いている?」
私、「聞いているよ。あれは〇〇(車種)ではなく、〇〇仕様、本物はもっと格好良いよ」
彼女、「お兄さんは実物を見たことあるの?」
私、「何度もあるよ」
彼女、「何処で?教えて」
見た目がヤンキーな彼女に教えると厄介なことになると思い、私の家に着くまでは別のバイクの話をしました。
暫く走ると
彼女、「見て見て、あそこに〇〇(バイクの車種)が停まっている。今日2度も〇〇見たよ、今日の私ツキがあるかも。」
2人の乗る車が〇〇に近付くと
彼女、「間近で見ても格好良いな。あれ見てあれ!純正のままだよ、凄くない?」
黙って聞いていると
彼女、「お兄さんも見たほうが良いよ」
私がそのバイクの前で車を停めると
彼女、「降りて見ても良い?」
私、「うん」
彼女、「あまり近付いたらマズイよね」
私、「大丈夫だよ。乗ってみる?」
彼女、「えっ!?」
私、「これカギ」
彼女、「このバイク、お兄さんの?」
私、「そうだよ」
彼女、「すっごい、あのバイクも?」
私、「そうだよ」
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