翌朝も仕事から帰ってきてからも食べたのは、彼女が作り置きしてくれたシチュー。
シチューは温めたのですが2人で食べるのと違い、体は温まっても心までは温まることはありませんでした。
火曜日も家に居る時は作り置きのシチュー。
沢山あったシチューも水曜日の朝には鍋底が見えるまで減っており、その日はシチューを食べ切ると彼女に会いたい気持ちが強くなりました。
木曜日は仕事帰りに弁当。
朝食用にサンドイッチを買って帰ると、私の家の前には見覚えのあるバイク。
そのバイクへ駆け寄ると、ヤンキーファッションではない彼女がバイクの横でヤンキー座りしていました。
私、「どうしたの?バイク調子悪いの?」
彼女、「すこぶる調子良いよ。そろそろシチューがなくなると思って」
私、「もしかして、料理に来てくれたの?」
彼女、「うん」
私が彼女のバイクを車庫に入れていると、彼女は勝手に台所に上がり料理を始めていました。
彼女、「また、弁当買ってきたの?」
私、「うん、サンドイッチも買ってきたけど食べる?」
彼女、「サンドイッチ貰って良い?」
私、「良いよ、今日は食べないの?」
彼女、「うん、明日、学校に持っていく」
私、「ちゃんと学校に行っているの?」
彼女、「今週は1回も遅刻していないよ」
私、「えらいね、今日は何を作ってくれるの?」
彼女、「それはお楽しみ」
テーブルには沢山の料理。
私、「こんなに沢山作ってくれたら、弁当を食べずに済むよ」
彼女、「一度に沢山食べたらダメだよ」
私、「分かっているよ」
彼女、「また、日曜日に作りに来るから」
私、「また、来てくれるの?」
それからの彼女は週に2度は必ず私の家を訪れ料理。
仕事が休みの時は2人でバイクツーリング。
そんな生活が1ヶ月続くと、彼女が家に来るのは当たり前で、家には着替えを置いていくようになりました。
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