彼女、「オジサンは腕組みするのが恥ずかしいの?」
私、「自分の娘とも、もう何年もしてもらってないからね」
彼女、「娘さんとは腕組みデートはしたくないの?」
私、「したいよ」
彼女、「娘さん何歳?」
私、「君より5つ年下かな」
彼女、「私とそんなに変わらないじゃない、だったら私と腕組みをしても良いじゃない」
私、「君は父親とは腕組みデート出来るの?」
彼女、「父親とはしないよ」
結局、腕組みをしながら歩く私に同年代のサラリーマンは、私のことを羨ましそうに見ていました。
着いたのは居酒屋、このオフィス街では有名な店で昼間はランチも提供、その店内に入った彼女は「やっぱり都会は居酒屋でもオシャレだ」
私、「オシャレな生活に憧れる?」
彼女、「うん、でも内々定を貰っている会社で働いても毎月の手取りは高が知れており、アパートを借りて一人暮らしをしたら、オシャレな生活までは無理みたい」
私、「どっちかだよね。実家で暮せばオシャレな生活が出来るけど、一人暮らしをしたら自由な生活が送れる。君は自由を選ぶのだから、オシャレな生活は我慢しないとね」
彼女、「社会人になっても副業をしないとダメかな」
私、「副業って何の?」
彼女、「それは、あれだよ(笑)」
私、「それはマズイよ」
彼女、「分かっているけど・・・」
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