51歳の冴えないおっさんが22歳の清純系短大生と奇跡な出会い

すれ違う人たちは、俺たち二人を親子と思っているに違いない。

喫茶店では、俺はブレンドコーヒーとショートケーキのセットを頼んだ。

舞ちゃんは、カフェオレとパンケーキだ。

会話なんて弾まない。二言三言を交わしては、お互いに沈黙を繰り返した。

でも、これと言って、居心地が悪いわけでもない。

舞ちゃんも、不機嫌な様子は見当たらない。

きっとこれが、俺たち二人の波長なのだろうと思うことにした。

デザートを平らげ、お互いの自己紹介をしただけで、1時間以上が過ぎ去った。

すっかりオジサンだから羞恥心というものがマヒしているのか、それとも、どこかで『所詮、出会い系でのデート』と冷静に割り切っていたのか、はっきり認識していたわけではないが、すんなりとホテルに誘うことが出来た。

舞ちゃんは、やっぱりコンビニで会った時と同じく、屈託のない瞳のまま軽く頷いただけだった。

駅前から最寄りのラブホテルまでは、タクシーで10分ほど。

二人で何を話していたのだろう。まるで覚えていない。

舞ちゃんは、地方から出て来て、この町の短大に通っているという。

服装も質素ではないが贅沢でもなかった。

ワンピースの上に薄手のピンクのセーターを羽織っていた。

ホテルの部屋に入った。

とりあえず、二人で肩を並べてソファーに座った。

所在無げにテレビの電源ボタンを押した。

点いた画面では、男と女が交合している。

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