51歳の冴えないおっさんが22歳の清純系短大生と奇跡な出会い

これからの女の子とデートしようとしているのだが...。

これからの女の子とデートしようとしているのだが...。

"トキメキながら待ち合わせ場所のコンビニへと向かった。

まだ22歳。

出会い系サイトでやり取りした限りでは、ビッチな感じはしなかったけれど・・・

むしろ、しっかりした印象さえした。

「ホ別イチゴでどうですか?」なんていう、明け透けで興ざめな言葉なんてない。

舞ちゃんが書いてきたのは「大人の雰囲気で落ち着いてお話したいです」だった。

わが身はというと、51歳のしがないサラリーマン。

確かに大人かも知れないが、くたびれた男だと我ながらに思う。

そんな俺が、22歳の女の子とこれからデートしようとしているのだ。

日中の駅前通りは、多くの人が行き交う。

紺のスーツをピシッと着こなした女性とすれ違った。

保険の外交員だろうか。

タイトなスカートが何とも艶めかしいラインを形成している。

思わず振り返った。

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