私は生まれて初めて彼女が出来たことを誰かに知らせたいと思っていると、日頃から世話になっている先輩から「もしかして、彼女出来た?」
私、「分かりますか?」
先輩、「分かるよ、楽しそうだから」
私、「まだ付き合ったばかりのため、誰にも言わないで下さい」
先輩、「大丈夫、俺は口固いから。どんな子、年下?」
私、「年上なんです」
先輩、「初めての彼女が年上か、やったな。相手は独身だよな?そのへんは大丈夫だよな?」
私、「独身です」
先輩、「それなら心配はないな。どんな感じの人なの?」
私、「普通ですよ」
先輩、「誰に似ているの?背は高いの?痩せているの?もしかして、お前と似てしゃくれではないよな?」
私、「・・・」
先輩、「・・・」
先輩はオフィスに足早に戻って行き、私のほうを振り返ることはありませんでした。
恋人として付き合うことになって1ヶ月ほどが過ぎた頃に、私は自分が住むアパートへ彼女を連れて来ると、駐車場でアパートの大家さんが「あら、彼女さん?綺麗な方ね」
私は被っていた帽子を取って「はい、彼女です」
一緒にいた彼女はマスクを取って挨拶をすると、大家さんは一瞬フリーズ。
しゃくれカップルに気付いた大家さんは私達に何故か「お大事に」。
マスクをしている彼女を病人と思ったのか?
それともしゃくれカップルと気付き「お大事に」
と言ったのかは分かりませんが、私は彼女を連れて部屋に。
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