胸は小さめ。
すらりとしたお腹。
脚も細く。
尻は大きめ。
スカートの下からでも主張してる、おっきな尻だった。
顔は正直美人じゃなくて。
どこにでもいそうな、そうだな。
目は大きめだけど歯並びが悪く。
どこか地味目な人だった。
最初はさ。
いや、俺も出会えたの初めてで緊張してたのもあるんだけど。
上手く言葉が出てこないの。
~さんですか?
みたいな典型的な挨拶から始まったわけだ。
でも緊張しちゃって。
だってセックスするんだぜ。
見知らぬ女と出会って、目の前の女だ。
触れられるんだ。
香水の匂い。
淡いけど社会人としての嗜みを感じて。
二十何年も生きてきて、女になった人と。
セックスするんだ。
緊張しない方が可笑しいよな。
で、適当に言葉を交わしつつさ。
彼女も、ああ、そうだ。
名前、名前はあさみにしておこうか。
あさみもさ。
分かってるんだよな。
それがお互いの本気かは分からないけど。
セックスする、って分かって来てるんだから。
心臓がうるさい位に鳴ってて、緊張で声が若干震えて。
でも言ったんだよ。
「…しにいきませんか?」
次ページへ続きます
