発表会が近付くと、彼女は私の楽器で発表会に挑みたいと思ってはいるのですが、性格が大人しい彼女はそれが言えず、彼女の気持ちを分かっている私からも口に出しませんでした。
発表会が近付くと彼女はストレスから練習が出来なくなり、彼女を救えるのは、あの楽器だけ。
その楽器のカギを握るのは私。
他の学部であればアルバイトをしてお金を貯めることが出来るかもしれませんが、彼女が通っている学部ではアルバイトをする時間的余裕はなく、少しでも時間があれば演奏の練習。
次の発表会で失敗をすると留年もありえ、そうなれば学校を辞める約束を親としている彼女は、是が非でも次の発表会で好成績を収める必要がありました。
他にも沢山楽器を持っている私は、1本くらい彼女にあげても良かったのですが、女子大生の弱みにつけ込んでエッチが出来る千載一遇のチャンスを逃すのは勿体無い。
チャンスが訪れたのは妻が子供を連れて里帰りした時。
いつもはある妻の車がないことに気付いた彼女は「今日、奥さんは?」
私、「実家に帰って明日まで帰ってこないよ」
その日は妙な雰囲気の中、彼女は演奏の練習、私は黙って彼女の演奏を聞いていると、彼女は突如演奏を中止、そして「この楽器を分割で私に譲ってくれませんか?少しなら頭金は出せます」
私、「いくら出せるの?」
彼女、「〇〇万円です」
〇〇万円は、以前私が彼女に返してあげた代金より多かったため「お金はどうやって工面したの?」
彼女、「練習用の楽器と使わないアクセサリーを売りました」
頭金を受け取っても、残りの代金の大部分は分割を希望。
彼女の学部ではアルバイトが無理。
しかも留年をしたら学校を辞めなくてはならないため、「どうやって支払うの?」
彼女、「学校のOBが働いているお店で働かせてもらうつもりです」
私、「どういうお店なの?」
彼女、「・・・」
私、「言えないようなお店なの?」
彼女、「・・・」
私、「そこまでしてまで、音楽を続けたいの?」
大きくうなずく彼女には強い意思が感じられ、私は彼女の横に座り彼女の肩に手を回すと、緊張からか彼女の体は震えていました。
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