お気に入りの窓に向かって座れる席では、「あの人(バス乗客)知っている?

彼女、「見たことある

私、「あの人、ズラだよね

彼女、「やっぱり、私も気付いていた

私、「同じバスの乗客で、他にもズラ疑惑が2人いる。誰だか分かる?

彼女、「〇〇停留所に乗るオジサンと〇〇停留所から乗る人じゃない?

私、「あの2人怪しいよね

親しくなった彼女が初めて私のマンションに訪れたのは3月の中旬、彼女と初めてエッチをしたのは同月の下旬。

ちょっと前までは顔さえ知らなかった彼女とエッチをするのですから人との出会いは不思議。

エッチをするようになってからも、彼女とはあの定食屋へ通い、通勤時のバスの中では目を合わせるだけで会話はせず。

毎月1日には定食屋のメニューが変わるため、4月1日は彼女の喜ぶ顔を見たかったのですが、通勤時のバスに彼女は乗っておらず、心配になってメールをしたのですが、退社時間になっても彼女からは連絡はありませんでした。

せっかく新しいメニューを一緒に楽しみたかったのに、バスを下車した私は定食屋へ向かう途中、彼女に電話、すると長いコールのあとにようやく出た彼女が「ごめんね」。

私、「体調悪いの?

彼女、「違うの

私、「どうしたの?

私、「いつか言おうと思っていたのだけど、私、実は結婚しているの?

バスから見える定食屋で一緒に食事、マンションではエッチもした彼女が既婚者だったことを知らされ、あまりのショックで言葉は出ず、既婚者と聞かされても信じられない私は、「僕は好きになった途端にフラれるの?

彼女、「ごめんね

私、「それはないよ。君のことを好きになって1ヶ月も経っていないんだよ

彼女、「ごめんね。私はずっと前から貴方のことを見てて、ずっと好きだった

私、「だったらどうして、今何処に居るの?家から出られないの?

彼女、「ごめん、私達、引っ越したの

私、「何処に引っ越したの?

彼女、「〇〇

私、「本当なの?

〇〇は私のマンションから直線距離でも1000キロ以上離れており、車で行くには無理な距離。

遠い所へ彼女が行ってしまったことも悲しいのですが、彼女が「私達、引っ越したの」と旦那と一緒のことを私達と表現したことが私には寂しく、それ以上、彼女と話す気になれませんでした。

翌日も通勤のためにバスには乗るのですが、当然彼女の姿はなく、定食屋に入るとお店の人が「今日は1人なの?」

それも暫くすると聞かれなくなり、出会い系サイトでは出会える喜びがある反面、悲しい別れがあることも私は思い知らされました。

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