「……ねぇ、美沙さん。旦那さん、最近サボってるんじゃない? ここ、こんなに熱くて、ガチガチよ」
保育園のお迎えまであと十五分。
土砂降りの雨の中、美沙はママ友の奈緒の軽自動車に呼び出されていた。
フロントガラスは二人の吐息ですぐに真っ白に曇り、車内は外の世界から完全に遮断された密室となる。
後部座席にはチャイルドシート、助手席には買い物袋。
そんな生活感の塊のような空間で、奈緒の指は迷いなく、美沙の清楚なタイトスカートの裾を捲り上げていた。
「やだ、……奈緒さん、誰かに見られたら……っ!」
「大丈夫。この雨じゃ誰も外なんて見てない。……それより、正直になりなさいよ」
奈緒の指は、男性のそれとは全く違っていた。
力任せな探りではなく、羽毛が触れるような繊細さで、美沙のストッキングの編み目をなぞり、その奥に潜む「一番熱い場所」を正確に突き止める。
「ひゃんっ! ……あ、あぁっ!」
触れた瞬間、美沙の腰が大きく跳ねた。
「ほら、やっぱり。指一本でこんなに濡らしちゃって。……美沙さん、本当は凄くエッチなのね」
奈緒は美沙を助手席に深く沈め、その両脚を強引に割り広げた。
露わになった秘部は、すでに自分の蜜でドロドロに汚れ、奈緒の指を受け入れる準備を整えていた。
奈緒は長い指を二本、美沙の粘膜を傷つけないようにゆっくりと、しかし執拗に「中」へと滑り込ませた。
「あ、あぁっ! 指が、……奥まで、……熱いよぉっ!」
「いい声。……でも、本番はこれからよ」
奈緒はシートから身を乗り出し、美沙の股間にその顔を深く埋めた。
「……んむっ、ジュルッ……」
熱い鼻息が直接秘部に当たり、美沙の全身に鳥肌が立つ。
奈緒の舌は、驚くほどしなやかで、かつ強靭だった。
クリトリスの芯だけをピンポイントで捉え、逃がさないように吸い上げ、弾き、転がす。
「あ、あぁっ! 奈緒さん、……そこ、……そこダメぇぇっ!」
男のクンニは「点」で攻めるが、奈緒のクンニは「面」と「点」を自在に使い分ける。
舌全体で秘部を包み込み、温めながら、先端で最も敏感な場所を「抉る」ように突き上げる。
「あ、あぁっ! 五回目……っ、六回目……っ! もう、……イきすぎて、脳が溶けちゃうぅぅっ!」
一回。
奈緒の執拗な舌使いに、美沙は最初の大噴火を起こし、奈緒の顔を自身の蜜でドロドロに汚した。
「……ふふ、まだ蜜が止まらない。全部、私が飲み干してあげる」
奈緒はさらに顔を押し付け、今度は指を二本入れたまま、その隙間を埋めるように舌を奥深くまでねじ込んだ。
指と舌。
二つの異物が、美沙の中で複雑なリズムを刻む。
「あ、あぁっ! 七回目……っ、八回目……っ! お願い、……止めて、……これ以上は……あぁぁぁっ!!」
お迎えのベルが鳴るまで、あと五分。
焦燥感が快感をさらに加速させる。
奈緒は美沙が果てるたびに、その震えを楽しむようにさらに激しく舌を動かした。
「ジュル、ジュルジュルッ」
という卑猥な音が、エアコンの低い唸り声にかき消されていく。
「ほら、十回目! もっと出しなさい、美沙さんの全部を私に頂戴!」
「あ、あぁっ! イッちゃう、イッちゃうぅぅっ! 奈緒さんの舌、……最高だよぉぉっ!!」
十五回、十六回……。
最後には、美沙は快感の過負荷で白目を剥き、チャイルドシートの足を掴んでガクガクと震えながら、噴き出すような絶頂を繰り返した。
「……あ、あぁ……」
美沙は汗と、自分の中から溢れ出たものでドロドロになり、力なく横たわっていた。
奈緒は口元についた美沙の蜜を舌でペロリと舐め取り、何事もなかったかのように微笑んだ。
「さあ、お迎えの時間よ。……ちゃんとお母さんの顔に戻って」
美沙は震える手で服を整え、鏡で自分の顔を確認した。
頬は赤らみ、瞳はまだ潤んでいるが、それでも数分後には子供を抱き上げる「母親」にならなければならない。
車を出て、保育園の玄関へ向かう二人。
「お母さん!」
という子供たちの元気な声を聞きながら、美沙はスカートの中でまだ熱く疼いている場所を感じていた。
奈緒と目が合う。
そこには、誰にも言えない淫らな「共犯者」の光が宿っていた。
