港区の夜、高級外車が並ぶショールーム。
エリカが憧れていたのは、数千万は下らない真っ赤なイタリア製のスポーツカーだった。
「……エリカさん、この車の真価は公道でこそわかる。少し遠くまで走らせてみようか」
オーナーの龍崎は、不敵な笑みを浮かべてハンドルを握った。
都会の喧騒を離れ、車は人気のいない山道のパーキングへと滑り込む。
「……龍崎さん、ここ、暗いですね」
「ああ。ここなら、エンジン音を気にせず話ができる」
龍崎がエンジンを切ると、車内には新車の革の匂いと、彼のつける高価な香水の香りが充満した。
「この車、欲しいんだろ? ……金じゃない方法で支払う気があるなら、考えてやってもいい」
「……龍崎さん、冗談でしょ?」
「俺が仕事で冗談を言うと思うか?」
龍崎は助手席に身を乗り出すと、エリカの顎を強引に掴んだ。
彼の手首に巻かれた高級時計の冷たい金属が、エリカの肌に触れてヒヤリとする。
次の瞬間、逃げる隙も与えず、龍崎はエリカの唇を深く塞いだ。
「ん、……っ!? ……ふ、……ぁ……っ」
強引な舌が口腔内を隅々までなぞり、エリカの抵抗を快楽へと塗り替えていく。
龍崎はエリカの首筋に顔を埋め、柔らかな肌を吸い上げた。
「……良い声で鳴くじゃないか。港区の女は、みんなこうなのか?」
耳元で囁かれる低く濁った声。
耳たぶを甘噛みされ、熱い吐息を吹きかけられるたびに、エリカの腰の力が抜けていった。
龍崎はエリカのタイトなブラウスのボタンを、一つずつゆっくりと外していった。
バケットシートに身体を固定されたエリカは、逃げることもできず、露わになった胸を龍崎の視線に晒す。
「……こんなに欲しそうな顔をして」
龍崎は大きな掌で、エリカの胸を包み込んだ。
指先で先端の突起をじっくりと、円を描くように圧迫し、硬くさせていく。
エリカが身をよじると、彼はそのまま顔を埋め、先端を唇で強く吸い上げた。
ジュウ、と湿った音が狭い車内に反響する。
舌の裏で先端を転がし、時には歯を立てて甘噛みする。
胸を執拗に攻め立てられるたびに、エリカの頭は真っ白になり、自分の物欲が卑猥な性欲に形を変えていくのを感じた。
龍崎の手は、スカートの裾から、すでに熱を持って震えている内腿へと迷いなく滑り込んだ。
「……シートが汚れるくらい濡らして。本当は、金よりもこれが欲しかったんだろ?」
龍崎は助手席のシートを最大まで倒すと、エリカの脚を強引に割り、その間に顔を埋めた。
「あ、あああああっ!!」
龍崎の熱い舌先が、秘部の最も敏感な場所をダイレクトに捉えた。
彼はそこを下から上へと掬い上げるように執拗に舐め上げ、時には口内に吸い込んで激しく震わせる。
ジュル、ジュポッ、という卑湿な音が高級車の気密性の高い室内に響き渡る。
男の熟練した舌使いに、エリカは声を上げる暇もなく翻弄され、「龍崎さん、……っ、龍崎さんっ!」と叫びながら、一気に最初の大絶頂を迎えた。
絶頂の余韻で痙攣するエリカに対し、龍崎は自身の唾液と彼女の蜜で濡れた指二本を、狭い奥底へと迷いなく突き立てた。
「あ、……あぁっ! ……奥、……何、して……っ!」
龍崎の指は、エリカの奥の天井部分を、内側から外側へ向かって力強く、リズミカルに掻き出した。
「ほら、ここが震えてる。……この車を手に入れるのが、そんなに嬉しいか?」
指が急所を抉るたびに、エリカの膣内はキュウキュウと指を締め付け、透明な蜜が本革のシートを濡らしていく。
「ぁ、……っ、ん、……そこ、……そこ凄い、……またイく!」
指による執拗な蹂躙によって、エリカは二回、三回と、声を殺した絶頂を繰り返し、自尊心は完全に崩壊した。
「……よし。支払いの第一回目だ、しっかり受け取れ」
龍崎は自身のズボンを脱ぎ捨て、エリカの前に、野心と欲望が凝縮されたような剛直を剥き出しにした。
「あ、……あぁ、……龍崎さんの、……こんなの、……っ」
「黙って、俺だけを感じろ」
龍崎はエリカの両脚を大きく開き、彼女の奥底へ、一気にその塊を根元まで突き立てた。
「あ、あああああぁぁぁ……っ!!」
狭い車内、逃げ場のないシートの上で、エリカは龍崎のすべてを受け入れた。
彼はエリカの腰をガッシリと掴み、車体がガタガタと揺れるのも構わず、一番奥の急所を何度も、何度も抉り抜いた。
「グチュッ、グポッ、……ッ、……ッ!」
「あ、あぁっ! ……龍崎さん、……龍崎さんの、……大好きっ! イく、イッちゃうぅぅ!!」
最後の一撃。
龍崎がエリカの最深部を突き破るように腰を叩きつけると、エリカは全身を激しく痙攣させ、今日一番の深い絶頂と共に、何度も何度も果て続けた。
