Aさんから指定された待ち合わせ場所は、大学内に二つある図書館のうち小さい方の図書館の奥の方にある人目に付きにくいスペースでした。
何となく間昼間から会うのは恥ずかしかったので、夕方日が暮れる間際ぐらいの時間をこちらから指定しました。
そして、ついにその日、心臓が爆発しそうなほどの緊張と下心のなか、待ち合わせ場所に行くと長身できれいめなAさんがいました。
イメージしていた以上のスタイルで胸が写真より大きく見え、顔は有目人でいうと女優の杉本彩さんを柔らかくした感じの雰囲気でした。
「はじめまして」、と挨拶をすると、「はじめてじゃないですよね」と笑って言います。
「え、大学内で会ったことあります?」と慌てて返すと、「違うよ、メールで会話してたじゃん」と言われ、ああ、そういう意味ね、となんだか肩の力が抜けてほっとしたような、素になれた気がしました。
そこから、その日はしばらく会話をして、Aさんは何か用事があるとかで普通に帰って行きましたが、会話の内容はあまり覚えておらず、たいした話はしていないように思います。
次の日の朝起きると、Aさんから、また昨日と同じ場所で会いませんか、というメールがきており、もちろん会うことに。
また、同じ場所で夕方に会うと、Aさんはすぐに「ごめんね、私うそついてたんだ」。
なんだなんだとドキドキしていると、「実は私、ここの学生じゃないんだよね、卒業生だけど、今は普通に働いているから社会人なんだ。」
正直、話しているときの綺麗でかわいいAさんの顔を見てると、そんなことはどうでも良いことでした。
「あはは、そんなのどうでも良いよ」と笑って言うと、Aさんは「そっか、じゃあもっと近くにおいでよ」と言ってかわいく手招き。
お言葉に甘えてAさんが座っていた長椅子のすぐ隣に腰を掛けなおすと、ぎゅっと抱きつかれました。
その瞬間、若い女性特有のいい匂いがふわっとして、理性という物がとんでしまいました。
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