「ほら、触ってみたらなんてことないよ」
そう言いながら私の手を取り自分の胸や鎖骨を触らせた。
そして私が恐る恐る触っているうちに彼の呼吸が乱れていることに気づいた。
「肌、舐めてみていい?」
私が聞くと彼は頷いた。
自分から男の人を攻めたことはなかったが、初めてそういう欲求が芽生えた。
「刺青はね、針で何度も何度も刺して血を出すんだよ」
彼は色っぽい声でそう教えてくれた。
「痛かった?」
私が彼のカラダに密着しながら舌を這わせながら聞くと
「最初は痛いけど、クセになるんだよ。やってみようか?」
彼が私を組み敷きながらそう言ってきた
「え?」
私が質問を理解するよりも先に、首のあたりにチクっと痛みが走った。
「ぁっ!」
痛みは一瞬で、何をされたのかわからなかった。
「ほら、痛いのってちょっと気持ちいでしょ?」
彼にそう囁かれると、なんだかそんなような気になってしまう。
身体中を舐められながら、ときどきくるチクっとした刺激に身構えた。
そうすると余計に敏感になってしまい、下は触られなくてもお布団にまでシミを作っていた。
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