変わった性癖を持つ男とセックスしたエッチな体験談。
「まだ肝心なところ残ってるよ」
私ははじめてあった年上の男性の顔の上にまたがった。
彼女がいるが、なかなかさせてくれないという男性だった。
顔はそこそこ良いが、ちょっと趣向が変わっているところがあった。
「こんなこと彼女に言ったら絶対に嫌われるし、変なウワサがたつかもしれない」
彼はモジモジしながら話していた。
ネット上で知り合ったということに後ろめたさがあるからかもしれないし、人見知りな性格ということも関係しているのだろう。
聞けば、彼もその彼女もお互いが初めての相手らしい。
その初めての経験をした後も何度かそういう雰囲気になったが、彼女に拒まれている、と。
「女の子のいろんなところの“味”が知りたい」
彼はホテルに入ってから、今日の中で1番小さな声で打ち明けた。
「全然いいよ、むしろアタリくじだよ!私、そうされるの好きな方だから」
私としては都合が良かった。
(“いろんなところ?”彼としては口の中と、男の人を受け入れるお口だけのつもりだろう・・・)
私は彼のナメクジのようなしつこく長いキスを受けながら考えていた。
やっとキスが終わると
「鼻の中もいいですか?」
彼は予想外のことを聞いてきた。
私が答えるよりも先に彼の舌が鼻の中にツルッと入ってきた。
「ん?!」
私はちょっと混乱しながら、それも受け入れた。
(まじ?全然いいよってさっき言っちゃったけど、どこまでやるつもりかな)
私は軽い呼吸困難になりながら不安になっていた。
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