女子高生のときに帰り道でレイプされた私。
でも、誰にも言えないまま過ごしたが、職場では彼氏もできて結婚も考えていた。
しかし、彼が私の友達と浮気。
自暴自棄になっていたときに、友達から出会い系に誘われて会ったのは、父親親のような雰囲気の男性だった。
誰にも言えない弓子の学生時代の秘密、それは昔自宅に向かう小道の途中で見知らぬ男に乱暴を受けたということ。
その時弓子は男の顔を見て見たことがある男だと悟っていた。
でも、急いで帰宅した母親にもそのことを言えず、弓子は母親の心配を振り切り1人で耐えてきた。
もしかしたら母親は弓子の身に起きたことについて何かを悟っているのかもしない…
そんな風に思いながら生きてきた彼女にもボーイフレンドができた。
同じ職場の彼で結婚を前提としてのお付き合い。
彼は優しく、真面目、このまま2人結婚までいけたらいいのに…そう思っていた。
なのにある日、弓子は恋人の浮気現場に偶然遭遇してしまう。
弓子は恋人の浮気相手が自分の友人だと知りショックを受けた。
しばらく心を閉ざして塞ぎ混んでしまっていたところに友達が出会い系で遊ぼうと言い出した。
自暴自棄に陥っている弓子は友人からの誘いを断るわけにはいかず、付き合うことに。
もうお嬢様という年齢でもないわ…好き勝手してもいい年齢だもの…
母のこと、過去のことはすべて忘れて新しい自分になろうと決めていた。
待ち合わせた場所は遊びにふさわしい歓楽街、女性には不向きでもこれからの情事を思えばふさわしい場所。
「あなたが弓子さん?いやあ、こんな綺麗なお嬢さんだなんてねえ…」
現れた相手は、サラリーマン風の格好のおじさんだった。
男は弓子の風貌をみて驚いていたけれど、弓子の方も男をみて驚いた。
え、こんなおじまが。。
まるで自分の父親のような雰囲気を漂わせている、ただのおじさまに見えた。
こんな方がなんのために?
ホテルへと入り、おじさんは慣れた様子で弓子の横に座り手を握ってきた。
「綺麗な手だね」
驚いてさっと手をのけた。
こんな風に口説かれたことがない弓子は、これがおじいさんに近い年齢のおじさん独特の口説き方であると知る。
なんとも言えない気持ち、いやらしいわ…
ホテルまでは入ってしまったものの、この男とする気にはならない。
緊張して固まる弓子の肩を抱き、強引にキスをした。
「きゃあやめてやだあ」
「ここまできてなんだよ、俺はもうあそこはダメなんだ、だからね楽しむだけだから」
そういいながら弓子に襲いかかる。
挿入なし?
それなら…すでに抱きつかれ、手を握られてしまっている弓子はそれくらいならいいかもという気持ちになっていた。
洋服を脱ぎ下着姿でベットの上に横になると、男は後ろから弓子のことを抱きしめた。
「ああ、抱き心地がいいよ」
弓子にはおじさんを惹きつける何かがあるようだ。