不良な義弟の甘い罠、真面目な兄を快感の泥沼に突き落とす夜

外は激しい土砂降りだった。

両親が旅行で不在の夜。

真面目だけが取り柄の大学生・航平(こうへい)は、リビングで一人本を読んでいた。

そこへ、ずぶ濡れで帰宅した義弟の蓮(れん)が、力なく肩を落として現れた。

「……兄貴、ごめん。彼女に振られちゃった。今日だけ、一緒に寝ていいかな」

親の再婚で兄弟になって3年。

金髪で耳にいくつもピアスを開けた蓮は、航平とは正反対の不良っぽさがあるが、昔から航平にだけは妙に懐いていた。

「……仕方ないな。風邪引くぞ、早く着替えろよ」

その時はまだ、航平は気づいていなかった。

これが蓮の仕組んだ「罠」であることに。

狭いベッドの中で、二人の体温が伝わってくる。

蓮の体からは、雨の匂いと、彼がいつもつけている少し甘い香水の匂いが混ざり合って漂っていた。

「ねえ、兄貴。兄貴って、誰かとエッチしたことあるの?」

「……急に何を言い出すんだよ。寝ろよ」

「俺さ、本当は女の子なんてどうでもよかったんだ。……ずっと、兄貴のことばっかり考えてた」

蓮の手が、布団の中で航平のパジャマの裾から滑り込んできた。

「っ!? 蓮、やめ……っ!」

「やめないよ。兄貴だって、今、心臓がすごく速くなってる」

蓮の指先が、航平の胸元を執拗に弄り、そのまま下腹部へと降りていく。

男同士だからこそ知っている、一番敏感な場所。

蓮の指がそこへ触れた瞬間、航平の腰がビクンと跳ねた。

「あ、……っ、蓮……っ、そこは、だめだ……っ!」

「だめじゃないよ。……ほら、こんなに熱くなって、正直だね」

蓮は航平の上に跨ると、その妖艶な瞳で兄を見下ろした。

「俺が、女の子よりもずっと気持ちよくしてあげる」

蓮の熱い口内が、航平の中心を根元まで一気に飲み込んだ。

「あ、がっ、あぁぁぁぁっ!!」

バキュームのような強い吸引と、計算し尽くされた舌の動き。

航平は、経験したことのない衝撃的な快感に脳を焼かれた。

「蓮、……すごい、……そんなの、知らない……っ! イッちゃう、いきなり、……出ちゃうぅぅ!!」

「いいよ、全部俺に出して。兄貴の全部、俺が飲み干してあげる」

蓮が喉の奥まで深く突き入れ、一気に吸い上げた瞬間、航平は最初の大噴火を起こした。

「あああああぁぁぁぁっ!!」

シーツを掴む指が白くなるほど、航平は激しく絶頂し、蓮の口内に精をぶちまけた。

「……ふぅ。兄貴、すごく濃厚だね。……でも、まだ足りないよ」

蓮は口の端についた白い跡を舌で舐めとると、今度はヌルヌルの手で、射精直後の過敏な航平を再び責め立てた。

「待って、……蓮、……もう無理だ、……敏感すぎて……あぁっ!」

「無理じゃないよ。ほら、またすぐ元気にさせてあげる」

蓮は自分の服を脱ぎ捨て、鍛えられたしなやかな肉体を航平に押し付けた。

男同士の肉がぶつかる下品な音が、雨音に紛れて部屋に響く。

「兄貴、俺の中……入れてよ。……お兄ちゃんに、めちゃくちゃにされたいんだ」

蓮が自ら準備していたオイルを使い、航平を自分の奥へと誘い込む。

「あ、あぁっ! 蓮、……締まりすぎだ……っ! おかしくなる……っ!」

「いいよ、おかしくなって……っ! あぁっ、そこ、……兄貴のそこ、最高に気持ちいい……っ!」

二回、三回、四回……。

一度火がついた二人の情欲は、止まることを知らなかった。

航平は、弟である蓮の圧倒的な誘惑と、男同士だからこそ成立する暴力的なまでの快感に屈服し、何度も何度も絶頂を繰り返した。

「あ、あぁっ! 五回……っ、六回……っ! もう、……中が、熱くて……出ちゃうぅぅっ!」

夜が明ける頃。

航平は、蓮の腕の中で抜け殻のようになって横たわっていた。

全身が快感のしびれで麻痺し、昨日までの「真面目な兄」としての平穏はどこにもなかった。

「……おはよ、兄貴。……これからは、毎日こうして寝ようね?」

蓮が満足げに微笑みながら、航平の首筋に甘いキスマークを刻んだ。

航平は答える代わりに、蓮の背中に腕を回し、その熱い肉体を強く引き寄せた。

義兄弟という仮面の下で、二人は二度と戻れない、快楽だけが支配する禁断の共犯者となったのだ。

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