都会で暮らすようになってまだ友達が出来ない私に、君付けで呼んでくれる女性は1人もいないため、思わず笑みを浮かべて振り向くと、とてつもないブスが私に微笑みかけていました。
たいていの人間は笑顔が素敵なのですが、とてつもないブスは笑顔もブス。
ブスが居ても周囲がざわつかないのは私がブサイクだから?
周囲の者からお似合いカップルと思われた私達は近くの居酒屋へ行きました。
その居酒屋は以前先輩に連れて来てもらったことがあり、個室ならブスの彼女を連れて行っても平気。
しかし、店員さんは「あいにく、個室は一杯です」
仕方がないため個室に近いカウンター席で酒を飲むことにしました。
暫くすると美男美女のカップルが来店。
美男、「個室空いていますか?」
店員、「空いていますよ」
私、「・・・」
A子、「・・・」
それからまた他の客が来店したのですが、その客は見た目が普通。
その客、「個室は空いていますか?」
店員、「すいません、先程までは空いていたのですが埋まってしまいました」
その客、「あーそうですか、それは残念、だったらまた来ます」
それから直ぐに別の客が来店、今度はイケメンとイケジョ
店員、「すいません、あいにく席が埋まっていまして個室で宜しいですか?」
私、「・・・」
A子、「・・・」
私、「出ようか?」
A子、「うん」
居酒屋を出た私は、「感じ悪い店だね」
A子、「オシャレなお店では良くあることよ」
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