小学生の頃より可愛い可愛いと言われて人気があった私は有頂天になって周りから嫌われた。
中高生時代は悪い噂によって男子からも人気がなかったために、死ぬほど落ち込んで自信をなくしていく。
そして、1人街をさまよいながらカップルを見るとどこで出会ったのかな-なんて想像したりしていた。
そんなとき出会い系が流行っているということを聞き、自信をなくした私は可愛い綺麗と言ってもらうために出会い系で男とセックスをすることにした。
りえは小学生の頃より、可愛い可愛いとクラスの同級生から人気があった。
それゆえに有頂天になっていた時期もあり、周囲から嫌われていることも…
一転して、中高生ではその悪い噂話により男子からも人気がなかった。
どうしてなの?あたしって可愛いはずなのに…と思うことも多く…死にたいほど落ち込んだこともある。
暗い部屋でひとり過ごしていたり…そうしているうちに、自信も失われてゆき、やがて街をさまようことに。
ひとり街を彷徨いながら、ホテル街周辺にいるあのカップルたちはどこで出会ったの?なーんて想像したり…
そして、出会い系サイトを知ることになり、、タクシーに乗車していた時のこと、タクシー運転手から最近出会い系が流行していて。。
お客さんを乗せたとき。。という世間話を聞いた。
そう、出会い系サイト!思い込んだら一直線!りえは出会い系サイトがあるんだと、小躍りしてしまう。
よし、これで自信を挽回させるぞと。
チヤホヤしてくれない今を変えて見せるわ!なんて思っていた。
出会い系サイトはいろいろ。
知り合いから紹介してもらえるわけじゃないからね。
じゃあ、どうしたら?とりあえずは手当たり次第見ていくことにして、ピンとくる情報が得られたら利用していくことに…二軒くらい残して、期待をかけてみた。
すごい…そんな風に言われたいし、何よりも自分で思いたい。そんな可愛い期待をかけて。。
学生、おじさんを除いてあとは、無条件という風に決めた。
誰かに似てるなあと思ったら昔のバンドで活躍していたグループの一員。
すごく癖のあるヘアスタイルが際立っていたから。。
初めて会う方、初対面の相手なのにどこか懐かしい気持ちにさせてくれる、男の人。
これからの関係と目的を想像させないかのような男だった。
ムードも何もなく、ホテルへ。
ほんとうにムードもない。
ゆるい表情の男とちょっと傲慢な女のこの組み合わせはどこか似合っていた。
ワンピースを着てきて、あとは…
勝負下着はどうしようかと悩みながら…黒に決めていた。
「うわあ、俺黒が大好きなんだよ、下着はとくに」
「そう」
それはよかったねと、思いながら微笑むと、彼は早く早く…というように急かしてきた…
「早く早く…」
急いで下着を取り外した。
りえは体の方の自信はちょっとないかなと。。
華奢な部分は手首と足首くらいであとは…筋肉もついているし…
ブラジャーをつけた体がそもそも好きになれない…そんな風だった…
「ねえ、どう?」
リエは自分から聞いた。
「可愛い?綺麗?」
もっと言って欲しくて…