ヤリマンだった過去がある私は、会社では誰とでも寝てくれる女という噂されている。
会社も採用担当者と寝て入社することができたし。
もちろんヤリマン生活では色々なことがあって、カラオケボックスでセックスしたり、カーセックスをしたり。
そんな中でヤリマンの私が忘れられないのは、無言で表情変えずにエッチを終えたクールな男。
優しくとか丁寧になんて言いにくくて、一度きりの出会いだったけど・・・
もえは会社では誰とでも寝てくれる女だ、などと噂されていた。
そんな噂が立ってしまった背景には確かに、ヤリマンだった過去がある。
学生時代からヤリマンで、学生、社会人問わず誰とでもやり放題でしていたから。。
この大手企業に一般職として入社することができたこともまた同じ。
大手企業に入社できるほどの知識を持っていたわけでもないのに、会社の採用担当者とちょっとねんごろの関係にあり、そのままベットイン。
それで入社することができた。
裏切られることなんてかんがえたこともなく…
ヤリマン生活のなかでは、もっといろんな出来事があって。。
カラオケボックスで、、カーセックスというように。
出会い系ももちろん経験済み。
出会い系は暗黙の了解で、とにかくエッチをするという条件で出会ってるから…。
最初の交渉が大事ね。
最初の交渉でホテル利用代金は男に支払ってもらいたいって伝えていくこと、いろいろ大事だから。
あとはセフレ交渉しかしない、デートあり、などもね。
セフレ相手が一番気楽で、すぐにホテルへと直行して行くことに…もうエッチしかしない。
1時間くらいで部屋を出ることもあって…割と時間の使い方としてはいいけれどね。
同年代の男の場合では話が弾んじゃって、どうにもこうにも…という状況に。
「もう時間だから…」
「まだいいんじゃないの?」
「いや、もう行くね。」
あたしの気持ちは複雑だった。
それは…女心からきてるから…複雑な女心から。。
絶対に馴れ合いにならない、彼氏にしないことがルール。
そんなあたしにとって、忘れられない男の子もいた。
今まで出会ったことのないようなビジュアル。
かっこいい部類。
クール、何を考えているのかわからないくらい。でもエッチに入るまで、入ってからすごく楽で。
エッチに入るまでも無言で淡々として準備、エッチ中も表情1つ変えることもなく…終えても同じ。
もっと優しくしてよ、丁寧にしてよ、なんていう暇はなくて、言いにくくて…そうして一度切りの出会いで別れた。
男にも考えがあるみたいで、一度過去に恋の痛手を受けていると、しっかりした考えができるみたい。
そういう雰囲気が彼からもつたわってきたから…
彼のようなクールな男も、もっと柔和な男も他にもいるし。。
ひとりきりで帰路につきながらも、そんなことを思っていた。
でも、女の体をいじるエッチではなくて、もっとこう…抱かれた、父性に抱かれた…という感じだった。
声も出さずにただただ、、抱かれていた。