「いってらっしゃい」 玄関で夫を送り出し、ドアが閉まった瞬間に美奈子の顔から「妻」の仮面が剥がれ落ちた。
夫の体温が残るリビングの空気さえ、今の彼女には酷く退屈で、不純なものに感じられた。
昨夜、夫に抱かれながらスマホの中で見た自分の姿。
レンに喉の奥まで突き込まれ、白目を剥いて絶頂していたあの映像が、網膜に焼き付いて離れない。
震える指でスマホを取り出し、美奈子はレンにメッセージを打ち込んだ。
美奈子: 昨日の動画、何度も見返しています。夫に抱かれても、レンさんのことしか考えられませんでした。また私をあんな風に壊して、全部撮ってください。続きが撮りたいです。
送信ボタンを押すと同時に、下腹部がズキンと熱くなった。
返信を待つ数秒さえも惜しく、美奈子はリビングのソファに崩れ落ちると、スカートの中に手を滑り込ませた。
「あ、……んっ、……レン、さん……っ」
スマホをソファに立てかけ、昨夜の動画を再び再生する。
画面の中では、レンの太い指が自分のマンコを無慈悲に割り開き、真っ赤に充満した粘膜をかき回している。
「クチュクチュ……ッ、グポッ!!」
スマホのスピーカーから漏れる卑湿な水音が、静かなリビングに不釣り合いに響く。
美奈子は画面の中のレンの指の動きに合わせて、自分の指を濡れそぞったマンコへと沈ませた。
「ひっ、……あ、……あぁぁっ!!」
自分の指なのに、感覚は画面の中のレンに支配されている。
レンの指がGスポットを抉るシーンに合わせて、美奈子も自分の内壁を激しく掻き上げた。
昨夜レンのチンコに貫かれた感触が、内側から生々しく蘇り、マンコはドロドロとした熱い蜜を溢れさせて指を真っ白に汚していく。
動画の中で、絶頂を迎えた自分が「もっと、……もっと汚して……っ!」と叫んでいる。
その情けないほど乱れた自分の声を聞きながら、美奈子は自身のクリトリスを指先で鋭く弾き続けた。
「レンさん、……見て、……私も、……今、……っ!!」
画面の中のレンが白濁をぶちまける瞬間と重なるように、美奈子の体はソファの上で大きく弓なりに反り返った。
「あ、あああああああッ!! ……っ、……っ!!」
激しい痙攣と共に、熱い飛沫が指を伝って太ももを汚す。
夫と暮らすこの家で、夫以外の男に暴かれた記録を見つめながら果てる。
その圧倒的な背徳感が、美奈子の30代の肉体を芯から焼き尽くした。
ふとスマホを見ると、レンからの返信が届いていた。
レン: 相当ハマっちゃったね。いいよ、次はもっと汚い動画撮ろうか。明日の夜、いつもの場所で。
美奈子は白濁した指でスマホの画面をなぞり、恍惚とした表情で微笑んだ。
もう、平凡な主婦には戻れない。
彼女は、レンズの向こう側にいる男に身も心も、そして自身の羞恥心さえも捧げる「絶頂の虜」へと、完全に堕ちていった。
