そのとき私は30代で、とある出版会社の営業アシスタントをしていました。
新しい雑誌を発行するためにイベントを同時進行させたので、社内はとても忙しく、私もやってもやっても終わらない仕事に追い回させる毎日でした。
その当時、交際していた彼とはすれ違いが多くなってしまい、別れることになってしまいました。
イベントが成功して、打ち上げも終わると、あの盛り上がりはなんだったのだろうと思うくらい、社内は落ち着きました。
私の仕事もルーティンワークがほとんどになり、残業も少なくなりました。
急に増えた自分の時間を持て余してしまい、なんとなく、出会い系サイトに登録してみました。
数人の男の人からメッセージが届き、連絡を取り合っていました。
その中の一人、Sさんとはとても話が合いました。好きな映画も音楽も同じ。食べ歩きが好きなのも一緒です。
そこで、一緒に飲みに行くことにしました。そのお店は私も行ったことがあるのですが、看板メニューがとてもボリューミーなので、一人では食べ切れそうもなくて、いつか食べたいと思っていたのです。
駅前で待ち合わせて、そのお店に行きました。
看板メニューは牛肉の塩釜焼き。
運ばれてくるまでの間、お酒を飲みながら、おしゃべりをしていました。どんな話をしてもSさんはにこにこしながら、話に乗ってくれるので、嬉しくなりました。
Sさんは運ばれてきた塩釜焼きを手際よく切り分けてくれました。
お皿に乗せて私に渡すときに、ちょっと手が触れただけでドキッとしてしまいました。
お酒が回り、お腹もいっぱいになったところで、Sさんは「出ようか」と言いました。
お店の外の街頭の明かりの届かない死角でキスされました。
このキスで私は体がふわっと熱くなるのを感じました。
Sさんは私の腕をつかんで、無言のままホテル街へと歩いていきました。
シンプルなホテルを見つけて、チェックインしました。
ドアを閉めると、壁に私を押し付けるようにして、濃厚なキスをしてきました。
Sさんの熱い吐息が感じられて、私も体が熱くなりました。
Sさんの手は服の襟ぐりから胸元へと伸びてきました。
胸を包むように愛撫されて、私はどんどんと感じてきました。
ふいに抱きかかえられベットへと運ばれました。
私の足をM字に開脚させて、その真ん中を指でなぞってきました。
下着が透けてしまうほど、すっかり濡れてしまっていた私は恥ずかしくて足を閉じようとしましたが、
Sさんは肩を入れて足を閉じさせてくれません。
「こんなに濡らしちゃって。感じやすいんだね。」
Sさんはなんだか嬉しそうです。
下着を少しずらして、Sさんの指が直接私の大事なところを攻めました。
「あああっ」
私は思わず声を漏らしてしまいました。
「感じやすいね。じゃあ。」と言って、指を穴の中へ入れてきました。
クチュクチュとエッチな音が響いています。
敏感なところを刺激されて私はイってしましました。
Sさんは「イったね。でも、まだまだ」と言うと、私の服を脱がせて、自分も服を脱ぎました。
Sさんは指を私の穴に入れたまま、クリを舐め始めました。
2箇所同時に攻められて、私はぼうっとしてきました。
Sさんの攻めはだんだん激しくなり、クリを吸ったり、舐めたりしてきます。
私はどんどんと濡れて愛液が溢れるのを感じました。
やがて大きな波が来て、私は激しくイきました。
私がイったのを確認すると、Sさんは挿入してきました。
指とは違う刺激が気持ちよく、声も愛液も溢れてしまいます。
Sさんの動きが激しくなったのがわかったので、Sさんに合わせて一緒にイきました。
Sさんは、まだぼうっとしている私の髪をなでながら、
「たくさん感じてくれて嬉しい。今度Hするときは上になってね。」と言いました。
私は頷きました。
毎日届く、Sさんからの連絡が楽しみです。