削除しきれない過去の裏アカと私

人が多ければ誰が助けてくれる、部屋には防犯カメラも付いている、自分なりに安心材料を探して部屋に入ると

男、「ビールで良いですよね

酔うと何をされるか分からないため、ビールは断りたかったのですが、「良いですよね」と断定した言い方をされると断れず

私、「ハイ。カラオケだけで、私、帰れますよね

男、「他に何かするつもりですか?

ビールが運ばれると男は美味そうに飲んでいるのですが、その日の私はビールに口付けるだけで苦い。

ビールを飲んだ男はスマホを操作、すると画面を示し、「これと同じポーズしてくれますか?

私、「出来ません

男、「股を広げるだけじゃないですか?

男が私に見せたのは削除した別アカに載せていた過激な写真、男は他にも写真を保存しており、「だったらこのポーズは?

私、「出来ません

男、「ブラジャー外すだけでしょ

私、「もう帰ります

男、「残念ですね、〇〇さん

私、「・・・

私が言葉に詰まったのは男が私の名前を知っていたから、しかも男が言った〇〇は私の旧姓、私のことは知り尽くしていることを思わせるために、わざと男は旧姓で呼んだのか?私が席を立つと

男、「急いで帰らなくてもいいじゃないですか。旦那さん今日から出張でしょ

なぜ、男は旦那の仕事のことまで知っているの?うちの旦那もSNSをしているため、もしかしたら出張のことは載せているかもしれない、しかし、旦那が出張なことを認めることになるため、その場で確認することは出来ませんでした。

男、「何歳でしたっけ?

誰が何歳なのかは聞かなくても分かる、男のことですから子供がいることも、何歳なのかも知っているはず、それなのにあえて聞いて来るのは私を追い込むため。

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