男、「すいません。ご迷惑をお掛けして」
人前では良い子になる人間を私は沢山知っているため、どうせ私の前では良い子を演じても、私が居なくなればこの男は間違いなくAに八つ当たりをするはず、その予想を裏付けたのはAが男のほうを全く見ようとしなかったからです。
男、「お兄さんはどちらですか?」
私、「僕がタチなのかウケなのかってこと?」
男、「はい」
私、「どちらに見える?」
男、「タチですよね」
私、「君はタチなの?」
男、「はい。コイツ(A)はウケ専門です。そうだよな?」
私、「この公園(発展場)には良く来るの?」
男、「コイツ(A)の家が近いから、良く来ます」
「車があると便利ですよね、好きな時にヤレるし」
私、「車は持ってないの」
男、「お金がなくて買えません。たまにレンタカーを借りる時もあります」
私と男が話している時のAは下を向いて黙ったまま。
2人の関係性が見えた私は「2人は付き合っているの?」
すると男はAに「どうなの?」
予想に反しAは軽く頷き、それを見てAは「僕が無理やりコイツに(私との)エッチを強要させたわけではないんですよ」。
次ページへ続きます






