私、理沙(りさ)21歳。
大学に通いながら、古いアパートで一人暮らしをしている。
隣の部屋に住む真由美(まゆみ)さんは、32歳の専業主婦。落ち着いた物腰と、どこか憂いを帯びた瞳が印象的な、大人の女性だった。
ベランダ越しに挨拶を交わすたび、私は彼女の凛とした佇まいに、自分でも整理のつかない憧れ……あるいはそれ以上の感情を抱いていた。
その日は、夕方から激しい夕立に見舞われた。
駅からの帰り道、傘を持たずにずぶ濡れでアパートの廊下を走っていた私は、同じく買い物帰りで立ち往生していた真由美さんと鉢合わせた。
「理沙さん、そんなに濡れて……。風邪を引いちゃうわ、私の部屋で乾かしていきなさい?」
「えっ、でも……」
「いいのよ、夫も今日は出張で遅いから」
真由美さんの部屋は、彼女と同じように甘く、どこか懐かしい香りがした。
「はい、タオル。……服、着替えたほうがいいわね。私の借りる?」
彼女が差し出したのは、薄手のシルクのルームウェアだった。
脱衣所で着替えを終え、リビングに戻ると、真由美さんがハーブティーを淹れて待っていた。
「似合うわね、理沙さん。……やっぱり、肌が若くて綺麗」
真由美さんの視線が、私の鎖骨から胸元へとゆっくりと降りてくる。
その熱い眼差しに、私の心臓は壊れそうなほど脈打った。
「あの、真由美さん……。さっきから、どうしてそんなに……」
「……私ね、ずっと貴女のこと、可愛いなって思ってたの。……触れても、いい?」
真由美さんの指が、私の濡れた髪を耳にかけた。
その指先が頬をなぞり、首筋へと滑り落ちる。
冷たい雨の夜なのに、彼女の指が触れる場所だけが、火傷しそうなほど熱を帯びていく。
「真由美さん、……私……っ」
「……嫌なら、逃げていいのよ?」
そう言いながら、彼女は私の唇に、そっと自分の唇を重ねた。
雨音だけが響く密室で、私たちは互いの吐息を確かめ合うように、何度も、深く、口づけを交わした。
理性の糸がぷつりと切れた。
私は彼女の細い腰を抱き寄せ、ソファに押し倒した。
真由美さんの服を剥ぎ取ると、そこには32歳とは思えない、しなやかで肉感的な肢体が隠されていた。
「あ、あんっ……理沙さん、……そんなに激しく……っ」
私は彼女の秘裂に顔を埋め、溢れ出した蜜を貪るように舌を這わせた。
「んむっ、……れろぉ、……んちゅるぅ……っ!!」
「はぁ、はぁっ! 舌が、……奥までくるぅぅ!! 凄く……気持ちいい……っ!!」
私の指が彼女の狭い中へと滑り込むと、驚くほど大量の蜜が溢れ出した。
「クチュ、……クチュル、……じゅるりぃぃッ!!」
「ひ、あぁぁぁーーーッ!! ……そんなに激しく、……かき回さないでぇっ!!」
「理沙さん、……私をもっと壊して……っ!」
真由美さんが私の脚を自分の腰に絡ませ、濡れそぼった秘裂同士をダイレクトに密着させた。
「あ、あああああぁぁーーーッ!! ……熱いっ、……ヌルヌルしてっ、……壊れちゃうぅぅ!!」
「あ、あんっ! ぁあぁっ! ……真由美さんの、……熱いの、……直にくるぅぅ!!」
グちょ、グちょという卑猥な粘膜音が部屋中に響き、二人の愛液が混ざり合ってソファを濡らしていく。
女性同士だからこそ到達できる、柔らかい肉体同士の「共鳴」。
「いっちゃう、……真由美さん、……いっちゃうぅぅ!!」
「あ、あんっ! ぁあぁっ! ……私も、……一緒に、……いかせてぇぇーーーッ!!」
私たちは重なり合ったまま、全身を激しく震わせ、おびたどしい量の愛液を噴き出しながら、真っ白な絶頂の世界へと溶け合っていった。
翌朝、ベランダで洗濯物を干していると、隣の部屋から真由美さんが出てきた。
「おはよう、理沙さん。……昨日は、よく眠れた?」
「……はい、真由美さん」
彼女はいつもの「お隣の奥さん」の顔をして微笑んでいるけれど、その瞳の奥には、昨夜私に見せた淫らな悦びの色が残っている。
私の身体の奥には、まだ彼女の芳しい締め付けの感触がドクドクと脈打っている。
お隣さんという仮面の下で、私たちは次の「雨」が降る日を、指先で密かに疼く自身をなぞりながら待ち侘びている。
