彼女の部屋で嗅いだのは彼女じゃなくて彼女の母だった

私、拓真(たくま)20歳。

都内の大学に通う、どこにでもいる平凡な童貞だ。

同い年の彼女、真由(まゆ)とは付き合って半年になるが、清純な彼女を前に、まだ最後の一線を超えられずにいた。

その日は、真由の家で映画を観る約束をしていた。

「ごめん拓真、ちょっとコンビニまで飲み物買ってくるね!」

真由が家を空けて数分後。

私の抑えきれないムラムラが、ある禁断の行動へと突き動かした。

リビングの端、洗濯カゴの中に、脱ぎ捨てられたばかりの薄紅色の下着が目に留まった。
(真由の……。少しくらい、いいよね……)

罪悪感に震える手でそれを掴み、鼻を近づけて深く吸い込んだ。

「……っ!!」

それは真由の石鹸のような香りとは違う、もっと濃厚で、熟した果実のような「女」の匂いだった。

狂ったようにその布地に顔を埋め、自身の熱りを握りしめていた、その時。

「……あら、拓真君。それは私のなんだけど?」

凍りつくような声に顔を上げると、そこには真由の母親である芳恵(よしえ)さんが、腕を組んで立っていた。

43歳とは思えない、しなやかで肉感的な肢体を薄いブラウスに包んで。

「す、すみません! 違うんです、これは……っ!!」

「何が違うの? 私の下着で、そんなに大きくなっちゃって」

芳恵さんは逃げようとする私の腕を掴み、寝室へと引きずり込んだ。

「真由に言っちゃおうかしら? 『拓真君は、お母さんの匂いでイきそうになってたわよ』って」

「……っ、それだけは……!!」

「だったら、お姉さんが『本当のこと』を教えてあげる。童貞のあなたには、真由はまだ早すぎるわ」

芳恵さんは私の目の前でブラウスのボタンを外し、豊満な乳房を剥き出しにした。

「ほら、触ってみなさい」

導かれるままに触れた彼女の肌は、信じられないほど熱く、吸い付くようだった。

「あ、あんっ……拓真君、指が震えてるわよ」

芳恵さんは自らスカートを脱ぎ捨てると、私の熱りを掴み、自身の濡れそぼった秘裂へと導いた。

「ズブッ、……ぬぷりぃぃッ!!」

「ひ、あぁぁぁーーーッ!! ……きついっ、……熱いのが、……全部絡みついてくるぅぅ!!」

20年間守り続けた壁が、熟女の圧倒的な抱擁力によって呆気なく崩れ去る。

「はぁ、はぁっ! 芳恵さん……っ! すごい、……すごすぎるよ……っ!!」

「あ、あんっ! ぁあぁっ! ……拓真君の、……若くて硬いの、……最高に気持ちいいわよっ!!」

パンッ、パンッという卑猥な音とともに、私の腰は本能のままに動き出した。

「しぐぅぅ、……あ、あ、……ぁあぁぁーっ!! ……いっちゃう、……芳恵さんの中で、……いっちゃうぅぅ!!」

「出すぞ、……出すぞぉぉッ!! ……ビョッ、ビョッ、ドッピュンッ!!」

真っ白な意識の中、私は彼女の深奥へと、溜まりに溜まった全てを吐き出した。

「ただいまー! 拓真、お待たせ!」

真由が帰宅したとき、私たちはリビングで何食わぬ顔をしてお茶を飲んでいた。

「お母さんもいたんだ。拓真と何か話してた?」

「ええ、拓真君の将来について、少しね」

芳恵さんは私と視線を合わせ、悪戯っぽく微笑んだ。

私のナカには、まだ芳恵さんの熱い締め付けの感触が残っている。

真由の隣に座りながらも、私の頭の中にあるのは、先ほどまで繋がっていた彼女の母親の、淫らな喘ぎ声だけ。

「拓真、顔赤いよ? 風邪?」 真由の無邪気な問いかけに、私は静かに微笑む。
(ごめん、真由……。俺、お母さんなしでは、もう生きていけない身体になっちゃったよ……)

仮面の下で、私は次の「補習」の日を、指先で密かに疼く自身をなぞりながら待ち侘びている。

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