アダルトビデオの練習に普通のおじさんとエッチしてみた

実はアダルトビデオの女優に足を踏み入れているあたし、アダルトビデオの仕事はもちろん内緒にしている。

出会い系で練習を重ねたりもしていた。

だいたいひと妻というと、難ありみたいに見られて出会いが少なくて…。

偶然ヒットした男は悪そうな男だった。

周囲にはいい人かもしれないけど、あたしには悪い男だった。

彼の年齢は伏せておくとして、中年男性。

もう経験しているから、ずるいったらない。

約束した日時の前日に念のために連絡したりするけど、彼はわざとしないようにしたり、なんのためにそんなこと試すの?的な。

女の勘で徐々にわかってきちゃう。

そんなこんなで…彼とホテルに行った時も、いきなり予想外の出来事が。

「お姫様抱っこしてあげる。」
「え?何?」

いきなり体を持ち上げようとして。

男って中年になっても子供なんだ…。

そう思った。

エッチも単調なもので…。

絶対言えないくらいに最悪。

アダルトビデオの真似事だということは伏せていた。

まず、着衣セックス。

洋服を着たままで挿入。

「それ着たままでいいの?」
「うん、そういうものなの。」

おもちゃを持ち出して使う、フェザーや手錠、ローションなど。

「それ、どうやって使うの?」

ただ質問と共に何も行動しない彼がいた。

そんな普通のおじさんとのエッチする奥さんもいるんだ。

実は夫もそうだったりして…。

なんて想いを巡らせながら。。

「シャワーお先に。」
「どうぞどうぞ…。」

ただそれだけがレディファーストに思えた。

「ねえねおじさん、奥さんとしてるの?」

最悪なあたし、こうなれば聞いてしまおうとばかりにおじさんに言った。

もうそれは、嫌そうな表情をして言葉を濁す。

「いやあ…。」

いやあ?

それじゃあやっぱりないんだ。

そう悟ってしまった。

本当に普通のおじさんなんだ…。

激しいセックスもなく、大人しいままだった。

それからというものの、このつまらないおじさんは手を握ることくらいはあった。

それがなんとも嫌で、エッチもダメなのに手を握るなんて…。

と思いつつ。

それからもおじさんからのお誘いの時は、ああ、男としてたまっているから出したいというサインだと悟るようになる。

あるいは手を握るだけのこともあった。

そういうことで普通のおじさんのエッチでは、自分が主体的、積極的に行かないとダメだと悟った。

それには、インプットしなくちゃ。

と出会い系を継続した。

おじさん、いったいなぜ出会い系を使ったのだろうかと、今でも思いながら。

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