わたし、本当に誰にも性癖があって。
それは痴漢される側にもする側にも興味があること。
だから、出会い系の知らない男と痴漢ごっこを楽しんでいる。
今日はワンピース姿のわたしを夕方の路地裏で痴漢をしてとお願いして、おさわりから先はホテルへ。
恥ずかしいほど濡れているわたしは・・・
誰にも言えない秘密ごとって誰にでもあるよね。そう、あたし深雪にも勿論あるわ。
実はあたし、性別は女だけど実はね、痴漢行為に興味を抱いているの…
痴漢される側と、痴漢行為をする側、両方の立場を味わいたい、そういう好奇心が強い女であるということは彼氏にも内緒にしてる。
彼氏との痴漢ごっこも経験があるけれども、彼氏とそんなことしてもイマイチなのよね。
だから知らない相手との痴漢ごっこはリアルなようで燃えるし、すごくそそられる。。
そういう性癖を持つ女にはナンパよりも出会い系の男。
「へえ、痴漢行為が趣味なの?」
「違う、違うの…」
「痴漢行為が趣味ではなくて、痴漢ごっこが燃えるの!」
相手の男は大抵あたしの性癖にお付き合いしてくれている。
サラリーマン風の太ったおじさん、若い男、いろいろだけどより燃える男はというと、それなりに顔立ちが整っているという男。
端正な顔立ちの男。
あと手の感覚とか、肌質、身長、胸板色々と条件が揃えば完璧。
さて、ワンピース姿で待ち合わせした深雪はというと、夕方以降に街の路地で男に痴漢行為を受けるというシチュエーションを選んだ。
あたりは薄暗くお互いの顔も見え辛いのに、身体だけがぴったりと密着をしている。
「はあ。」
男性なのに適度に柔らかい体感、あたしの方がもう少し体が小さければ、彼の胸や腕の中にすっぽりとおさまるのに…
後方から抱きつかれ、ウエスト周辺に手や腕がまわされてゆく。
そして、その腕は長く優しい。
「もっと好きにして!もっと強引くらいに弄られたい」
そう思いながら、彼の手を胸へと導いた。
「はあはあ…」
男の息使いが聞こえてくる。
端正なビジュアルに見える彼も、ほかの野獣に見える男と同じなんだ。。
そう素直に感じてしまった。
路地でして快感と思えることは、おさわりまで。
それ以上のことは危険すぎてホテルへ。
中途半端で火照る体を引きずりながらも彼とあたしはホテルへとチェックインを済ませた。
続きは全て男の彼が行い、その様子を見ていてたどたどしくて、可愛らしいと思えた。
そしてホテルの部屋の密室で激しく。。
あたしの内腿は濡れていてしっとり。
愛液の匂いに気がつかれるのではないかと思うほど濡れていた。
「すごく濡れてる。。」
ハンサムな顔の男がそう言うと、女はますます濡れてきてしまう生き物。
「うん、そう、早く欲しい」
そう言ってはふたりとも挿入を試みながら、なかなかうまくいかず、時間を要しながらもどうにか合体したのでした。