初めて会ったのにいちゃラブセックスをしたエッチな体験談。
「3番に車を止めて待っています。」
というメールを見て、私は立ち上がった。
手持ち無沙汰から注文してしまった、まったく好みではないチャイはやはり飲み切れず、捨てる時間も惜しくてそのまま向かう。
3番の位置が分からず、一度違う方向に行ってから引き返すと彼らしき人が車の前で立っているのが分かった。
あぁ、これは紛れもなく彼だ。
真っ直ぐに向かってくる様子から、彼も私だと気づいたのだろう。
お互いに近づいて、はじめましてを交わす。
車に乗り、しばらく走らせて人気のない場所に止まった。
暗がりだが、彼の顔を直視するのは恥ずかしい。
それでも、なるべく彼の目のあたりを見ながら話す。
「メールで言っていたことをしてほしいんだけど…」
と切り出す彼。
彼は、抱きしめてほしいと言っていた。
もちろんですよ、と私が答えるのを待って、彼はシートベルトを外す。
私もそれを見て、シートベルトを外した。
彼は私の肩に顔を置き、力強く抱きついてくる。
私は彼の背中をさすった。
「はぁ…いい匂い…」
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