彼女はビールが好きらしくて僕と飲みに行くのが楽しみそうではあった。
僕のは方は妻子持ちではあったが長年品行方正で更に時々仕事で地方出張とかあったので秘密に会っているのはばれることはなかった。
ある日のチャットで彼女はアパートを地下鉄駅が近いところに引越ししたのを知った。
僕は引越し祝いにビールでも買っていくかなと提案すると。
彼女は詳しい所在地を教えてくれると遊びにいらっしゃと言ってくれた。
その週の土曜日にケース入りの缶ビールを小脇に抱え少し入り組んだ路地を彼女の教えてくれた道順で進むと難なく到着することができた。
彼女の部屋は簡素ではあったが清潔で整頓してあり趣味のワンピースグッツが飾られていた。
彼女はいつものように黒いカーディガンを羽織りジーンズを履いてカジュアルないでたちだった。
僕が炬燵にはいってビールを飲む間台所に立ち簡単なつまみを作ってくれた。
「今日は帰らなくていいの?」
「うん」
「じゃあ、泊まっていく?」
「うん」
二人で炬燵にくるまりテレビを見ながらビールを黙々と飲んでいた。
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