大学2年の夏、真由は数年ぶりに実家へ帰省した。
母親が買い物に出かけた午後の昼下がり。
開け放たれた縁側から入り込む熱気と、遠くで響く蝉の声が、古い平屋の静寂を際立たせている。
そこに、近所に住む幼馴染の奈緒子が訪ねてきた。
数年ぶりに見る彼女は、白のサマードレスに身を包み、大人の色香を漂わせていた。
「真由ちゃん、本当に綺麗になったわね……」
麦茶を運んできた真由の隣に、奈緒子が腰を下ろす。
扇風機の首振りの音に合わせて、彼女が纏う石鹸の香りが鼻をくすぐった。
「……奈緒子さんこそ。全然変わらなくて、素敵です」
真由が照れて目を逸らした瞬間、奈緒子のひんやりとした指先が、真由の汗ばんだうなじに触れた。
「……真由ちゃん、ここ、すごく熱くなってるわよ?」
奈緒子の手が、うなじから肩、そして鎖骨へと滑り落ちる。
真由は身体を強張らせたが、奈緒子の慈しむような眼差しに射抜かれ、動くことができなかった。
奈緒子は真由をゆっくりと畳の上に押し倒した。
「奈緒子さん、……だめ、お母さんが帰ってきちゃう……っ」
「大丈夫。まだしばらくは帰ってこないわ」
奈緒子の手が、真由のショートパンツの裾から、薄い下着の中へと迷いなく滑り込んだ。
「ぁ、……っ、ん、……ぁっ!」
男のゴツゴツとした手とは違う、しなやかで柔らかい指先。
それが真由の秘部の最上部、まだ硬く閉じたクリトリスの「芯」を捉えた。
奈緒子は自身の指先を少しだけ湿らせると、その突起を、愛おしむように、しかし執拗に円を描いて圧迫し続ける。
「あ、……っ、あぁっ! ……すご、……そこ、変な感じ……っ」
「いいのよ。力を抜いて、私に任せて」
奈緒子の指が、小さな突起を左右から優しく弾き、時には指の腹でジワリと押し潰す。
女性同士だからこそ分かる「そこ」の弱点を、奈緒子は一分の狂いもなく突き続けた。
真由は扇風機の風さえも愛撫に感じるほどのトランス状態に陥り、人生で初めての、甘く痺れるような絶頂を呆気なく迎えてしまった。
「一回でこんなに濡れちゃって。……真由ちゃん、素直ね」
奈緒子は一息つく間もなく、自身の蜜と真由の蜜でヌルヌルに光る指二本を、真由の奥深くへと滑り込ませた。
果てた直後の過敏な粘膜に、女性の細い指が侵入する。
「あ、……あぁっ! ……奥、……何、して……っ!」
奈緒子の指は、膣口からすぐの天井部分を、内側から外側へ向かってクイッ、クイッとリズミカルに掻き出した。
「ほら、ここが震えてる。……真由ちゃん、ここ、好きなのね」
指が奥を突くたびに、真由は二回、三回と連続して果て続けた。
畳に押し付けられた背中から、いぐさの香りが立ち上る。
「ぁ、……っ、ん、……また、イく! イッちゃうぅっ!!」
指を抜くたびに「ジュポッ」と卑湿な音が部屋に響き、真由の羞恥心をさらに煽った。
「……真由ちゃん、もっと私を感じて。……一番いいことをしてあげる」
奈緒子は自身のサマードレスを脱ぎ捨て、真由の衣服も全て剥ぎ取った。
汗ばんだ肌と肌が触れ合うたびに、「ペタッ」と吸い付くような音がする。
奈緒子は真由の上に跨るように重なり、互いの腰を深く絡ませた。
「……あ、……ぁぁっ!」
二人の湿りきった秘部が、直接、正面から密着した。
「貝合わせ」の体勢。
奈緒子がゆっくりと腰を前後に揺らすと、互いの粘膜同士がヌルリと擦れ合い、熱が混ざり合う。
「ん、……ふ、……ぁ、……っ! 奈緒子さんの、……熱い……っ!」
「真由ちゃん……私と、……一つになりましょう」
一糸まとわぬ姿で、互いの柔らかい肉を押し付け合い、擦り合わせる。
男性には決して真似できない、全面的な密着感。 奈緒子が腰を回すたびに、互いのクリトリスが重なり、火花が散るような快感が全身を駆け巡る。
「あ、あぁっ! ……イく、……イッちゃう、果てるぅぅっ!!」
二人の喘ぎ声が蝉の声と混ざり合い、重なる。
最後の一撃。
奈緒子が真由の腰を強く引き寄せ、自身の秘部を力強く押し付けると、二人は同時に激しく痙攣した。
「貝合わせ」の摩擦によって、二人は重なり合ったまま、五回、十回と何度も何度も、波打つように果て続けた。
数分後。
扇風機の首振りだけが「カタカタ」と音を立てる部屋で、二人は汗ばんだ身体を重ねたまま横たわっていた。
股間からは、自分たちの熱い余韻が畳に溢れ出している。
「……真由ちゃん、夏休み、まだ始まったばかりね」
奈緒子の優しい囁きに、真由は返事もできないほど、身体の芯まで抜き去られていた。
開け放たれた窓の向こうで、蝉の声がまた一段と大きくなった。
もう、幼い頃の憧れには戻れない。
真由の身体には、憧れのお姉さんと一つになった、あのドロドロとした熱い感触が、一生消えない記憶として刻み込まれてしまったのだ。
