僕のペニスが沙紀の体の中に埋もれていく。でも僕はゆっくりとそれを観察する余裕はなかった。フェラチオも初めてでその快感は強烈だった
が、生のセックスの心地よさは快感を通り越して感動だった。
「あああ。さ、沙紀さん、気持ちいい!!」
「あうう、私もよ。硬いわあ~」
沙紀はゆっくりと腰を上下し、抜き差しの快感を味わっていた。
僕はさっき出したばかりだったが、全身を貫く快感と感動に耐え切れず、すでにこみ上げてきていた。
「あう、沙紀さん。だめです。そんなに動いちゃあ」
「だ、だって気持ちいいんだもん。がまんしてよ。」
そう言われても無理な話だった。初めてのセックスの感動は強烈すぎた。
「あ、もうだめ」
そんな情けない声をあげながら僕は最後の時を伝えた。
「あっ、出しちゃうの?」
沙紀が驚くより早く、僕の中からあの気持ちよさが爆発し、沙紀の体の中に勢いよく飛び散った。
「ああああ・・・いいっ・・・精液が当たる・・・」
沙紀はそう叫んでけいれんをはじめ、やがて僕にかぶさってきた。
「あはあ、よかったわあ。」
けいれんがやむと沙紀はゆっくりと体をはなし、僕の股間をティッシュで拭いてくれた。
「ご、ごめんなさい。我慢できなかったんだ。」
「いいわ。気持ちよくさせてくれたから。ね、また会ってくれる?」
沙紀の思いがけない誘いにうれしさがこみ上げ、思わず僕は次のデートを約束していた。