それくらいなんか自然に二人はくっついてしまった。
家のテレビより少し大きな画面からは僕のおすすめのサスペンス映画が流れている。
髪の毛を撫でてやると
「猫飼ってる人って撫でるのうまいですよね〜」
とか言って気持ち良さそうにしている。
真面目そうなくせに撫でられ慣れてるのか?
髪を撫でる手が徐々に女に対するそれになっていく。
顎を手で誘導してやると、自然に目をつぶる彼女。
もう気持ちを確認する必要もなかった。
彼女の柔らかな唇に唇を重ねる。
少し開いた唇の隙間から舌を滑り込ませる、たっぷりと舌を絡ませると少女から一気に女の顔になっていた。
僕は何も言わずに彼女のブラウスに手を入れる。
ブラジャーの隙間から敏感な部分をさわるとすぐに吐息が漏れ出す。
硬く尖ったそこを指で優しくこね回し、つまんで転がしてやる。
「んっ…んんっ…あっ…だめですって…」
テレビの明かりだけがついた個室に彼女の声が響く。
思った以上に感じやすいみたいだ。
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