「愛してるよ、美咲」
夫の隆一は、事あるごとに甘い言葉を囁き、優しく抱いてくれます。
新婚生活は傍目には幸せそのものでした。
しかし、美咲(み咲)の心と身体の間には、埋めようのない深い溝が広がっていました。
隆一は、クンニだけは「不潔だから」と頑なに拒むのです。
美咲にとって、舌で丹念に愛でられ、粘膜を焦らされる快感は、何物にも代えがたい「女」としての悦びでした。
隆一との清潔すぎるセックスでは、彼女の芯にある疼きは一向に鎮まりません。
「……もう、限界」
美咲は夫が寝静まった深夜、出会い系サイトで『クンニ専・二時間無呼吸奉仕』という過激なプロフィールを掲げる男・慎司(しんじ)に連絡を取りました。
駅前の古びたラブホテル。慎司は、言葉少なに美咲をベッドへ誘いました。
「とにかく、たっぷりしてほしいんです。……私、ずっと飢えてたから」
美咲が仰向けに横たわり、自らスカートを捲り上げ、下着を脱ぎ捨てました。
新婚の夫には見せられない、獣のような渇望が剥き出しになります。
慎司は美咲の両脚を肩に担ぎ上げ、躊躇なく、その顔面を美咲の股ぐらに埋めました。
「ん、……あ……っ、はぁ……ッ!!」
最初の一舐め。
熱く、分厚い舌が、クリトリスから会陰にかけて一気に、力強く這い上がりました。
「ジュポッ、レロ……ッ、レロレロレロ……ッ!!」
夫の指とは違う、圧倒的な熱量と水分。
慎司の舌は、逃げ場のない粘膜を執拗に捕らえ、硬く腫れ上がった先端を、まるで吸い物でも啜るように激しく吸い上げました。
「あ、……あぁぁぁぁっ!! ……そこ、……そこおぉぉっ!!」
慎司の舌使いは芸術的であり、同時に暴力的でした。
尖らせた舌先で、ヒダの裏側の細かなシワを一本一本なぞり、溢れ出した透明な蜜を、音を立てて飲み込んでいきます。
「グチュ、……クチャッ、……ズブ、ズブブ……ッ!!」
部屋に響き渡るのは、舌と粘膜が激しく擦れ合う卑湿な音だけ。
慎司は宣言通り、呼吸すら忘れたかのように顔を押し付け、美咲の最深部へと舌を突き入れました。
「ひっ、……あ、……舌が、……中まで、……っ、あ、……ああああああッ!!」
夫との淡白な行為では一度も訪れなかった衝撃が、美咲の背筋を貫きます。
彼女はシーツを指が白くなるほど握りしめ、何度も何度も、無様に腰を波打たせて絶頂を繰り返しました。
一時間が経過しても、慎司の舌は衰えるどころか、より一層激しく美咲を追い詰めました。
「もう、……もう出ない、……っ、勘弁して……っ!!」
美咲が泣きながら懇願しても、男は止まりません。愛液でドロドロに汚れた顔のまま、慎司は美咲の尻を持ち上げ、さらに深い場所へと舌を潜り込ませました。
「ジュボ、ジュボォォ……ッ!! レロレロ、ッ、ンンッ!!」
クンニだけで、身体中の水分が全て搾り取られるような感覚。
美咲のマンコは、これまでにないほど充血し、真っ赤に腫れ上がり、わずかな刺激にも過敏に反応する「絶頂の塊」へと変貌していました。
慎司の舌がクリトリスを鋭く弾くたび、美咲は「あ、……ああああああッ!!」と、喉が枯れるほどの絶叫を上げました。
意識は朦朧とし、天井の照明が万華鏡のように歪んで見えます。
約束の二時間が過ぎたとき、美咲の股間は自分の蜜と慎司の唾液で、池のように濡れそぼっていました。
慎司は満足げに口元を拭い、一言も発さずに立ち去りました。
数時間後、美咲は自宅の玄関をくぐりました。
「おかえり、美咲。遅かったね、友達と何話してたの?」
リビングでは、何も知らない夫の隆一が、穏やかな笑顔で迎えてくれました。
「……うん。ただの、女子トーク」
美咲は微笑み返しながら、心の中で冷たい笑いを浮かべていました。
ズボンの下で、まだジンジンと熱く腫れ、慎司の唾液の匂いを微かに残している自分の秘部。
美咲は、夫に抱かれながら、また次の「補給」のためにスマホを手に取る自分を、止めることができないと悟っていました。
