自分の名前に色気を感じない人が多いのは出会い系でも同じ。
なので、覚えてもらいやすい名前にしてハキハキして元気のいい印象に。
そしてホテルへも進んで入るような女を演じた。
そしてホテルでは水泳で鍛えられた体を男の前に晒す。
でも、私が主導権を握って裸は見せるが、男にパンツの中へは手を入れさせないのが約束。
ワクワクメールを選んだ理由は、そのワクワクという名前から。
ハッピーもよかったけれどね。
マコちゃん、マコちゃんと呼ばれ育った。
マコちゃん?なんて男の子みたいな名前なのに…それがいやで女のこらしい服装もできずに今迄きて、そうして男の子との出会いもなく…
正直若くしてできちゃった結婚とか聞くと、、、自分には絶対に起こらない出来事だから嫉妬も含まれていた。
大方軽蔑だけど。。
マコ。
この名前に一切の色気を感じないという人がおいいはず。
出会い系でも同じ。
もっと女のこらしくて、女をイメージできるような名前の方が受けがいい。
ただ、あまりにも外見と名前のギャップが大きいとなると、また別問題。
外見のギャップが大きいと、学校、社会とかでいじめの原因になるからね。
とにかく、適度に女のこらしい名前を使おうと決めて、ユリ、アイ、マサミ、なんかを候補に入れた。
覚えやすく、相手にも覚えてもらいやすい名前を…ということで、ユリと決定。
百合のユリのつもり。
なんとなく気品が溢れるように聞こえるしね。
「ユリです!」
ブルー系のトップスとデニムで登場した。
ハキハキしていて元気がいい印象で。
ホテルへも進んで入り、男の後ろを歩くような女でもなくて…
歩いて向かった先はラブホ、地味な外観、古ぼけている建物、内装はなんとも言えない匂いが漂う。
こんな部屋で呼吸していたらきっと体壊しちゃいそう…
そんな風に思えるくらいの古さが漂う。
まっいっか。
長時間滞在しているわけでもないしな…と思いながら裸へ。
若く水泳で鍛えられた体を男の前に晒した。
マコ、いやユリは1人の男にみせるくらいなら動じない女。
でも、複数の男の前では絶対に嫌だけど。
ユリに主導権を握られているような男は、いたって普通に見える男。
職業、属性だけ確認させてもらっていた。
ぷるんとした百合のおっぱい。
「ダメだっていったじゃん!!!」
ユリの声が響いた。
古びた部屋に響く、元気のいいユリの声。
一体何が起きたのかというと、パンツの中に手を入れられて、声をあげた。。
ユリは脱ぐ前に男に、パンツの中まではダメだからね、というふうに伝えていた。
男の方もユリのいうことを、ウンと言いながら承諾したはず。。
承諾書なんてないけれど…
衝動で目の前の女のパンツに手を入れてしまったのだろうか…ごめんとも言わず、ただただ、うつむいて黙りこくっている。
相手が嫌がる行為をしても、相手が嫌だと言っても、それでも、
「それさえもダメなのお。。。」
と泣き落としの手を使ってくるような男…
ユリはちょっと疲れて、早々と引き上げることにした。
でもトラブル対策で注意しながら…