あの3Pから二ヶ月。
俺と莉子の関係は、表面上は穏やかな凪のようだった。
だが、彼女の心の奥底に刺さった「健一さん」という棘は、俺が想像するよりも深く、毒を撒き散らしていたのだ。
ある日、バイト先の先輩・健一さんから呼び出され、俺は一枚のSDカードを託された。
「……すまん、やってしまった。これを見て、今後を判断してくれ」
そこには、俺が寝ている間に繰り広げられた、莉子の「裏切りの全記録」が収められていた。
カードの中の動画。
その幕開けは、俺の知らない莉子の姿だった。
健一さんの部屋で、彼女は恥じらいながらも自ら服を脱ぎ捨てていた。
「莉子さん、今日はどうしてここに来たんだ?」
画面越しの健一さんが意地悪く問う。
莉子は顔を赤らめ、震える声で絞り出した。
「……忘れられなくて……っ。健一さんの……あの、大きさが……っ」
その告白に、俺の心臓は激しく波打った。
彼女は俺に内緒で、あの圧倒的な「熱量」を自ら求めて会いに行っていたのだ。
「ぱくっ、……ん、ちゅぷ……んむ……っ」
莉子は膝をつき、健一さんのモノを必死に口に含んでいた。
「大きすぎて、……全部入らない……っ。はむ、……じゅる、……んんっ!」
俺の時には見せないような、貪欲な奉仕。
健一さんの指が彼女の髪をかき上げると、莉子は恍惚とした表情で彼を見上げた。
「前はあきがいたから声を我慢してたんだろ? 今日は全部聞かせてよ」
健一さんが彼女を仰向けにし、容赦なく指を二本、三本と突き入れる。
「あ、あ、あ、ああああぁーーっ!! くる、くる……っ! ん、んんーっ!」
莉子の叫びがスピーカーから割れて響く。
俺といる時の控えめな喘ぎとは違う、野性的な咆哮。
「ぐちゃ、ぐちゃ……っ」
という卑猥な水音が、彼女がどれほど健一さんの刺激に狂わされているかを物語っていた。
そして、ついにその時が来た。
「入れて……っ。お願い、……入れてください……っ!」
莉子が懇願し、健一さんの「規格外」が彼女の最奥を貫く。
「っ!? あ、あ゛あぁぁーーっ!!」
根本まで埋まった瞬間、莉子は全身をビクビクと痙攣させ、白目を剥いて絶頂した。
「……っ、はぁ、はぁ……。奥……奥が、……すごすぎて……っ! ああんっ、また、またイっちゃう……っ!」
健一さんが腰を振るたび、莉子の白い体はベッドの上で跳ねる。
彼女は布団を噛み締めながらも、溢れ出す快感を隠しきれず、淫らな声を上げ続けた。
動画の後半、莉子は自ら四つん這いになり、俺が最も執着していたあのヒップを健一さんに突き出した。
「あきと別れたら、また会ってくれますか……?」
そんな恐ろしいセリフを吐きながら、彼女は健一さんの突き上げを受け入れていた。
動画を見終えた俺を襲ったのは、怒りではなく、脳が痺れるほどの興奮だった。
俺はすぐに健一さんに電話をかけた。
「全部見ました。……最高です。健一さん、莉子を……あなたのセフレにしてください」
「……本気か? あき、まだ引き返せるぞ」
「いいえ、その方が俺も興奮するんです。莉子を……徹底的に汚してやってください」
後日、カードに保存された二人のやり取りには、さらに堕ちていく莉子の姿があった。
『誠司(健一)さんのセフレになれるなら、私、なんでも頑張ります♡』
莉子は知らない。
自分が「最高の寝取られ標本」として、俺と健一さんの間で共有され始めたことを。
そして俺も知らない。
この背徳の契約が、この後どれほど残酷で甘美な破滅を連れてくるのかを――。
