俺の趣味は、少し枯れているが温泉巡りだ。
その日は予定のない土曜日。
喧騒を逃れ、隣県の山深い場所にある「古湯・白鷺の湯」へと車を走らせた。
午前中の大浴場は、湯気の中に静寂が溶け込んでいる。
先客の老人が去り、広い湯船を独り占めした俺は、露天の岩べりでタオルを顔に乗せ、うたた寝を楽しんでいた。
「おっと、失礼。先客がいたとはな」
野太い声に目を開けると、そこには40代後半の男、佐藤(仮名)が立っていた。
慌てて起き上がった俺の股間を見て、彼は絶句した。
まどろみの中で半分ほど熱を帯びていた俺の「獲物」は、重力に抗うように、野性的な存在感を主張していたからだ。
「……お兄さん、それは反則だ。温泉でそんな立派な大砲を見せつけられるとは」
彼は苦笑いしながら、自らのモノもさらけ出した。
彼のも決して貧弱ではないが、並ぶとその差は歴然だ。
「佐藤さん、これは……その、寝ぼけてただけで」
「いや、いいもん見せてもらったよ。男として羨ましい限りだ」
この奇妙な「連帯感」が、すべての始まりだった。
風呂上がり、ロビーには佐藤さんの妻・志保(仮名)が待っていた。
ピタッとした白いサマーニットが、重力に逆らう豊かな胸の輪郭を露骨に浮き彫りにしている。
落ち着いた美貌の中に、どこか「飢え」を感じさせる湿った瞳。
3人で昼食を囲んでいる最中、志保が席を外した隙に佐藤さんが身を乗り出してきた。
「なぁ、お兄さん。さっきの『剛直なやつ』……うちの家内に試してみる気はないか?」
彼は平然と、旅先で気に入った相手と妻を交えるスワッピングの趣味を告白した。
「彼女もさっき、お兄さんの体を見てから、もうあそこを濡らしてるんだ」
断れるはずがなかった。
あの志保さんの淑やかな仮面の裏側を覗けるのなら。
高速近くのラブホテル。カーテンを閉め切った真昼の密室は、一瞬にして熱帯の熱気に包まれた。
「ほら、志保。お前が欲しがってた『本物』だ。しっかり味わえ」
佐藤さんの促しに、志保さんは膝をつき、俺の膝の間へ顔を埋めた。
「……っ、ん、はぁっ……。こんなの、見たことない……っ」
彼女の舌が、私の昂ぶりの先端を執拗に転がす。
熟練した愛撫に、私の血管は今にも弾けんばかりに脈打った。
俺は彼女をベッドへ押し倒し、その薄紫色のレースを容赦なく剥ぎ取った。
「あああぁっ! そこ……っ、そんなに激しくされたら……っ、ん、んぅぅっ!」
私の指が彼女の秘部を探ると、そこはすでに期待で溢れ、ドロドロの蜜が指を飲み込んだ。
私は堪らず、佐藤さんの目の前で、彼女の最奥へと自らを叩き込んだ。
「あ、あ、あ、ああああぁーーーっ!!」
彼女の叫びが、部屋の空気を震わせる。
「どっちがいいんだ? 旦那のサイズか、それともこの俺の太さか!」
「ご、剛さんの……剛さんの厚いのが……っ、お腹の底まで、突き抜けてるぅっ!!」
窓の外は晴天の午後。
だがこの部屋だけは、肉と肉がぶつかり合う卑猥な湿った音と、志保さんの「あ、あ、ああぁんっ!」という狂おしい喘ぎ声が支配していた。
1週間溜め込んだ俺の熱量は、彼女の胎内でついに限界を迎えた。
内壁が激しく脈打ち、俺のモノを締め上げる。
「出すぞ……志保さん、中に……っ!」
「いい、全部……全部頂戴……っ、ああああああぁぁっ!!」
激しいピストンの果て、彼女の最深部に大量の白濁液が注ぎ込まれた。
引き抜く際、カリに掻き出された精液が「ブチュッ、ドロッ」と音を立てて溢れ出し、彼女の太ももを白く汚していく。
「ふぅ……はぁ、……すごい……中が、熱くて、パンパン……」
彼女は放心したように、私のモノを最後まで舐めて掃除してくれた。
佐藤さんはその光景を、満足げに、そして自らも果てながら見つめていた。
「一期一会だ。連絡先はなしでいこう」
ホテルを出る時、佐藤さんはそう言って笑った。
志保さんは最後まで俺の背中を、熱っぽい、名残惜しそうな視線で追いかけていた。
今でも、山奥の温泉の匂いを嗅ぐと、あの真昼の密室で聞いた彼女の「壊れたような声」が、鮮明に蘇ってくる。
