夫の浮気、姑からの嫌がらせ、不貞行為に対してこれまで禁じてきたあたしも、もう我慢ならない…
不貞行為が法的に禁じられていても構わない…
そんな風に思いながら、あたしは出会い系サイトの1つに登録して主体的に浮気相手を探し求めることに…
タイプなんてなくて、誰でも構わないという気持ちだった…
なぜなら理由は…
家族へのあてつけであるからで…
あてつけに浮気するのに相手を選んでいる立場でもなかった…
「こんにちわ」
案外普通の印象の男の人と、初対面ですぐにホテルへと入ることにした。
もう、あたしの気持ち、感情はネガティヴなものでいっぱいだった…から。
失礼だけれど…もう、目の前の男の人のことはどうでも良くて…
夫のことばかり考えて憎しみに満ちていたから。
若い女性にはよくあるパターンだけれども、大人の女性、既婚者にも芽生えてくる憎しみの感情。
ピュアじゃなかった夫を見る目がなかった自分が悪い。
そして、人生経験が少なかった自分の責任、そういう悔しさでいとも簡単に男の前ではだかになれた。
「綺麗だね…」
「そうかしら?」
一応社交辞令を交わした2人の男女は、すぐに肌を重ねてゆく。
ゆっくりと相手の肌のぬくもりを感じながら…
夫とは異なる体にウキウキしながら彼に抱きしめられた。
その細い背中のラインは男からみればか弱く、恋人のものではなくても愛しい、そんな印象を受ける女の体。
もう、うずうずしてきたのか、さすがの既婚者、経験者の体だった。
ああ、早く欲しい。
それが女の本心。
誰だって一度快楽を与えられたらそう思うもの…
体の奥が疼いて仕方がない。
早く欲しい…男の男根を頭と体でイメージして求めた。
彼を押し倒してズボンの上から手を当てると、程よく硬くなっているあそこがある。
もりもりとしており、服の中から出してみれば、勃起していた。
夫のものでさえここまではっきりと勃起していたことはなく…
上を向いた竿を手でさすりながら、優しく優しく扱う。
そうして、口に加えてゆく。
大きな口を開けるようにして先の方を口へ含んだ。
すでに先から濡れており、男もまた射精直前。
ピクピクと動きカウパー液が溢れてきた。
「もう、辛そうね…」
男の状態をみていると、そう悟ってしまうくらい。
そして、そのまま彼のものを自分の中へとするすると導いていき、入っていく。
騎乗位の格好で腰を揺らす、振り乱して中へ奥へと快楽を求めた。
うんん…自分から腰を振るのも男の竿がしっかりしているからこそ…
夫への仕打ちのつもりだったのに、すっかり本気の浮気へと心変わりしていた。