彼氏のいないわたしは、誰かの肌が恋しくてしかたなくて、興味のある出会い系をつかってみた。
清純派のファッションでつかんだ男にあったら、自分もわからないうちに服を脱がされ気がついたときには、ベットで目覚めた。
そこまで気持ちよかったのかな?、不思議に思ってもう一度男にリクエストをしたら。
寒い2月の日、ミチコは友人には彼氏がいるのにあたしはフリーでひとり疎外感に見舞われていた。
家は商売を営んでいていつも忙しく、家にいれば仕事をしろとあてにされてしまう。
だからどこかに遊びに出かけることにした。
無性に誰かの肌が恋しくて恋しくて仕方がない。
街行くカップルの男性をみると、誰でもいいからその腕と胸に抱かれてみたい…そう思うまでに…
そして、あたしの頭に浮かんだ手段は…出会い系だった。
出会い系…したことないけれど、興味がある。
出会い系サイト…数社あるなかであたしはインスピレーションで選ぶことにした。
ワクワクしたいから、ワクワクメール。
別にそんな選び方でもいい。
そして、初めての出会い系サイトをワクワクしながら楽しんでいたところに、複数人候補ができて器用じゃないからそのうちのひとりと会うことに…
「はあ?どんな感じかな。」
純情な恋がしたいのではなくて、欲求不満であることは薄々感じていた。
「はあ?。」
夢見る夢子さんの様に異性を求めて1人の男性と待ち合わせる。
一見普通の男性に見えた。
ジーンズ姿に黒いセーター、本当に彼女がいないのかなと疑ってしまう。。
「こんにちは。始めまして。。。」
控えめで清純派のファッションにしていたところ、男性の受けはつかんだ!という印象。
早速行こうか?どこに行こうか?なんて言われてないのに、ミチコはどこかわかっていた。
彼は社会人で車も所有している。
出会い系相手の女と会うのに車を使う男、かなりの大金持ちかおぼっちゃん育ち??
そんなことをあれこれ考えていたら、自分でもここまでどうやって来たかさえ覚えておらず…気がつくとベットの上。
まるで恋人の様に2人は腰をかけて、洋服を脱がされてゆく。
そしてそのまま彼とベットインへ。
気がつくとベットで目が覚めた。
しばらくひとりで眠っていたみたい。
彼と抱き合いながら…。
すぐに果てたね?そう言われて、声のする方をみると男性は飲み物を持ってきた。
シャワーも浴びた様でバスローブ姿で。
一回目ですぐに果てたみたいで、眠っていたみたい。
そこまで気持ちよかったのかな…?
「ねえ、もう一度。」
もう一度とリクエストしてみた。
「いいよ。」
彼は女性を抱くことにも慣れている、男性慣れしていないあたしにもよくわかるほどだった…
クチュウ。
唇にキスをしてそしてまたベットの上で2人重なりあう。
2度目は驚くほど激しいセックスをした。
彼はあたしのなかに勢いよく入れてすぐに生暖かいものが流れてきた。
満たされていく、そんな気持ちだった。