「……っ、ん、美紀……っ、そこ……」
結衣(ゆい)が声を漏らしますが、その喘ぎにはどこか空虚な響きがありました。
一週間ぶりに美紀(みき)と重ねる夜。
美紀の指は相変わらず優しく、結衣の身体を慈しむように動いています。
しかし、結衣のナカは、もっと乱暴で、もっと奥をえぐるような「あの感覚」を求めて疼いていました。
(違う……。美紀の指じゃ、届かない……っ)
真央(まお)に教え込まれた、ナカの壁を削り取るような激しい愛撫。
それに慣れきってしまった結衣の身体にとって、美紀の指先はあまりにも頼りなく、もどかしいものでした。
それは美紀も同じでした。結衣の胸を揉みしだきながら、美紀の頭には香織(かおり)の妖艶な微笑みが浮かんでいました。
(香織さんの手なら、もっと、ここを……熱くしてくれたのに……)
美紀の先端は、結衣が触れても微かに震える程度でしたが、香織の指を想像するだけで、下腹部がドクドクと拍動し、蜜が溢れ出してしまうのです。
二人はお互いに「気持ちいいよ」と嘘をつきながら、形だけの絶頂を迎えました。
しかし、その肌は冷めきっており、心はすでに隣の部屋へと飛んでいました。
数日後の昼下がり。結衣がバイトに出かけたのを見計らい、美紀は震える手でお隣のチャイムを鳴らしました。
「あら、美紀ちゃん。どうしたの?」
ドアを開けた香織は、一週間前と変わらない、余裕のある微笑みを浮かべていました。
「……香織さん、私、……もう無理なんです……っ」
美紀は玄関先で香織にすがりつきました。香織はすべてを見透かしたように美紀を部屋に招き入れ、カチリと鍵をかけました。
「結衣ちゃんの指じゃ、満足できなかった?」
「……はい、……香織さんの指じゃないと、……ほぐれないんです……っ」
香織は美紀をリビングの床に四つんばいにさせると、スカートを乱暴にめくり上げました。
「自分から会いに来るなんて、本当に可愛いメスになっちゃったわね」
香織は美紀のブラウスの上から胸を力強く掴みました。胸への前戯です。
「あ、んっ……! これ、……これです……っ!」
香織の指が先端を激しく弾くたびに、美紀の身体はビクビクと跳ね、我慢していた蜜が太ももを伝ってこぼれ落ちました。
香織は下着を脱がせる間も惜しむように、指を二本揃えて、美紀のナカへ「ズチュッ!」と突き立てました。手マンです。
「ズボボッ! ズチュチュッ! ズブズブッ!!」
「あがぁぁッ!! ……そう、そこ、……もっと、もっとお掃除してぇぇッ!!」
三日間の飢えを癒すように、香織の指が美紀のナカを蹂躙します。
美紀は声を枯らし、床に顔を押し付けて絶叫しました。
「ほら、一週間でこんなに潮が溜まってるわよ!」
「あ、……あぁッ!! くる、……出るぅぅッ!!」
美紀の叫びとともに、ナカから熱い透明なしぶきが噴き出しました。
「ぶちゅぅぅッ!! どぴゅ、どぴゅぅぅッ!!」
床一面を水浸しにするほどの猛烈な潮吹き。
美紀は全身を激しく痙攣させ、香織の足元に力なく崩れ落ちました。
同じ日の夜、今度は結衣が行動を起こしました。
美紀が「疲れてるから先に寝るね」と背を向けた後、結衣は音を立てずに部屋を抜け出し、階段の踊り場で待っていた真央(まお)の元へ駆け寄りました。
「真央さん、……私を、壊して……っ」
「へえ、美紀には内緒で? 悪い子だね、結衣ちゃん」
真央は結衣を非常階段の影に連れ込み、その場で壁に押し付けました。
真央の手が結衣のショートパンツに潜り込み、ぐっしょりと濡れた場所に触れます。
「……こんなに欲しがっちゃって。美紀、下手くそだった?」
「……ちが、……真央さんが、……すごすぎるから……っ」
真央はその場に膝をつき、結衣の秘部へと顔を埋めました。クンニの開始です。
「ん、……じゅる、……んぐぅっ!」
真央の力強い舌が、結衣の場所を丸ごと飲み込むように吸い上げます。
「あ、……あぁーーーーッ!!」
結衣は真央の短い髪を掴み、狂ったように腰を突き上げました。
夜の静寂の中に、結衣の淫らな喘ぎ声が響き渡ります。
真央はさらに、自分の指を三本まとめて結衣のナカへ叩き込みました。
「ズボッ!! ズチュチュッ!!」
「あ、……あぁっ、ひぎぃッ!!」
真央の激しい手マンに、結衣は白目を剥いて絶頂しました。
ナカをかき回される生々しい音が階段に響き、結衣は何度も潮を吹き上げ、真央の腕をびしょびしょに濡らしました。
一週間が経つ頃には、この「密会」は四人の間で公然の秘密となっていました。
美紀と結衣。二人はお互いに裏切っていることを知りながら、それを口にすることはありませんでした。
なぜなら、二人とも、隣の部屋の住人なしでは生きていけない身体にされていたからです。
ある夜、ついに四人は一つの部屋に集まりました。
「ねえ、もう隠すの、やめにしない?」
香織の提案に、美紀も結衣も、力なく頷くしかありませんでした。
二組のカップルが入り乱れ、部屋中が女の匂いと、蜜の香りで満たされていきます。
美紀は香織に、結衣は真央に抱かれながら、最後には美紀と結衣の二人が向き合わされました。
「ほら、自分たちのパートナーが、誰の指で潮を吹いてるか、よく見なさい」
真央の声に合わせて、香織の指が美紀を、真央の指が結衣を、同時に激しく突き上げました。
「ズボボボボッ!! ズチュチュッ!!」
「あ、……あぁぁぁーーーーッ!!」
二人はお互いの顔を見つめ合いながら、同時に最大級の潮吹きを放ちました。
熱い飛沫が空中を舞い、四人の身体を濡らしていきます。
その後、美紀と結衣は、香織と真央に挟まれるようにして横たわりました。
貝合わせの開始です。
「じゅる、ぐちゅ、ぐちゅぅぅ……」
女性同士の四つの場所が複雑に擦れ合い、蜜が白く泡立ち、部屋中に淫らな音が反響します。
夜が明けても、四人の狂乱は止まりませんでした。
美紀と結衣は、もはやお互いを「恋人」として見ることはできなくなっていました。
彼女たちのナカにあるのは、香織と真央によって刻み込まれた、抗えない快感の奴隷としての本能だけです。
「……ねえ、結衣。私たち、もうダメだね」
「……うん。でも、……すごく気持ちいいの……」
二人はお互いのキスマークだらけの身体をさすり合いながら、隣の部屋から聞こえてくる「次の呼び出し」を待つのでした。
一週間の交換条件から始まった、終わりのない同棲生活。
それは、二人の清楚な女性を、一生、隣の住人の指なしでは生きていけない「メス」へと変え、堕落させていく、底なしの快楽地獄の完成でした。
