セックスする為だけに会った女とセックスしてエッチな体験談。
「今回の女は当たりだな」
俺は思った。
一足先にシャワーを浴び、バスローブに着替えてベッドに腰を下ろしながら、その女がバスルームから出てくるのを待つ。
明かりをやや暗くしたラブホの一室。
俺は女がシャワーを浴びている間はテレビをつけたり音楽も流したりはしない。
バスルームで女が浴びているであろうシャワーの音がかすかに聞こえるだけだ。
この待ち時間がなんとも心地良い。
この後思う存分女の肉体を貪るのだが、それを前にして胸と股間が徐々に疼くのを感じられるからだ。
女は38歳で名前はサワというらしい。
もっとも出会い系でゲットした女だ。
歳も名前も本当なわけないし、そんなことはどうでもいい。
俺にとっては「当たりかハズレか」だけが重要なのだ。
サワは出会い系をよく利用しているらしい。
適当な男と出会ってその場限りの関係を幾度も繰り返してきたそうだ。
まあそれは俺も一緒だ。
お互いに出会い系には慣れている者同士、事の運び方も心得ている分ムダな会話や食事に時間を割かずに済む。
今日だって待ち合わせの駅前で初対面し、会話もそこそこに速攻でラブホにチェックインだ。
俺もサワもただ一時のセックスの相手としてであったに過ぎない。
そのサワがシャワーを終えてバスルームから出てきた。
軽くドライヤーで髪を乾かし、見たところ準備はOKといったところか。
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