花子という名前が嫌で、憧れている名前で出会い系に登録して男に会うことに。
初日はお茶だけにしたが、子供のようにはしゃぐ彼に終わりにしようかどうか悩んでいたが、次の約束の日に遠方へのデート。
彼は地方公務員の男だったが、彼の立ててきたデートプランに血の気が引いた、いく場所を順番に上げていたのだ。
全く歩調も合わないし、見学スピードも違うしこの人とは合わないと思ったけど、宿泊しないといけない時間になったので、後悔しながらホテルに泊まった私
花子という名前がいやで改名しようかなと思います。花子。。
トイレの花子さんであるとか、便利に使われてる名前だから…でも、出会い系で使った時はさすがに自分でも驚きました。
花子と名乗ると誰も相手にしてくれないんだもの…。花子ではダメなんだ…と思った次第。。
そして偽名はゆりかに。
三文字のこの名前に憧れていた。
ゆかり、マリア、美帆子などなど…ですね。こういう名前っていかにも女のこっていうイメージだから…
いかにも…そう源氏名でも持てればいいの…
昔アルバイトでキャバ嬢をしてた時があって…キャバ嬢っていうのは、結構名前にも左右されちゃうんだよね…
出会い系は本気で彼氏が欲しくて試してみた。
でもね、出会い系サイトって本気で彼氏を見つけるようなとこでもないかなあ…
下心のある男しかいなさそう。
ゆかりちゃんだよね。
だよねと、馴れ馴れしく声をかけてきた男がいた。
呼び方が馴れ馴れしくないー?そんな風な第一印象。
そうして、当日はお茶だけで済ませた。
その時の男ってまるで子供に戻った時のようになっていて…なんだろう、親の前ではしゃぐ子供のようだった。
どうかなあ。友人にも相談してみると、友人も揺れていた。
うーん、やめた方がいいかもね…というようにいうので、揺れていた。
揺れる気持ちのまま一週間後の約束の日。
彼とあたしはついに遠方へとデートすることに。。
このデートプランを立てるまでも大変な状態だった。
彼から送られてきたデートプランをみると、血の気が引いてしまった。
それが、
①公園
②…
というように。
そんな風だからこの人変わってるなーと。
そして聞いたら驚いてしまった…
地方公務員だという。
観光課だけど。。
あまり重要度が低い部署に勤務している人だということはよくわかる。
そんな相手とともにお寺デートへ。
もう、歩き始めた時から合わないなと、思った。
歩き初めた時から歩調が合わない。
それに、見学するスピードも違う、何もかも。。
嫌な面も二点見てしまった…そういうことだから…
夕方、これからどうする?と誘われて、あたしは…無言でいたら彼がホテルまで誘導してきて。
不安はあったけれど、どこかに宿泊しないと無理め。
何もさせないと決めて一軒だけ佇むホテルへ。
そこはラブホテル全盛期そのものの派手さ。
引いてしまうほど。
「はあ。。」
彼はにやけていて、あたしはため息をついていた…
寒い冬の日、ホテルの部屋で温めあいながら眠った。
「はあ、あたしの体。。」
ちょっと後悔しているのは、出会い系が理由じゃなくて、彼だからね。