既婚者同士の出会いでアブノーマルエッチ。
"「みちるさん?」
背の高いイケメン男性が声をかけてきてくれました。
「あ、そうです。たけしさんですか?」
「そうです。初めまして。」
アラサー同士、ある出会い系サイトで知り合い、意気投合して今日が初のデートでした。
しかもお互いに既婚者なので、なかなか緊張感も持ちながらの挨拶で、ぎこちなさも捨てきれずにいました。
「映画館デートとかどうかな?」
「たけしさんにお任せしちゃいます!今日は甘えると決めてたもので(笑)」
お互いに既婚者の相手に不満が溜まっていたり、多少のストレス発散も兼ねて会う流れになったので、楽しく時間を過ごすのかな、と私は思っていました。
「みちるさん、ちょっと待ってて。チケットとドリンク買ってくるから。ポップコーンも食べようか!デートだし!」
「たけしさんもポップコーン食べてくれるなら、私も食べたいです!」
なんだか高校生の映画館デートみたいなノリになってきて、私は主人とのマンネリデートとは違う新鮮さにドキドキしていました。
「じゃあ席まで行こう。一番うしろの席にしたんだ」
「一番うしろ?私初めて座ります!」
「そおなんだ。全体が見渡せていい席だよ。お楽しみもあるし」
「お楽しみ?」
その時に言われた事はイマイチわからず、映画が始まるまでの間、お喋りとポップコーンに楽しさを覚えていました。
本編が始まるくらいの時には、一番後ろの列の席には私たち2人だけでしたが、結構な人数が館内に入っていました。
「そろそろ始まるね。お楽しみもあるしね」
「そのお楽しみって何ですか?」
「まぁまぁ、後でね」
上映が始まり、館内が真っ暗になって少し目が慣れてきた時、たけしがキスしてきました。
「!?」上映中なので声は出せません。
そこから、たけしの独壇場で“お楽しみ”が始まったのです。
唇から首もとへキスを這わせていくたけしの舌先に、私はされるがままでした。
そこから、シャツをめくり映画館内なのに下着を露にされ、私は恥ずかしさで手で顔を覆いました。
下着から少しずつ胸をだし、たけしは乳首を指先で弾き出し、私は必死に声を押し殺すしかありません。
その反応を嬉しそうにみつめるたけし。
他の観客に気づかれないかハラハラドキドキしている私に、小さな声でたけしが言いました。
「声出したらダメだよ?特に今から」
そう言った矢先、たけしの手は私の恥ずかしい部分へ滑り込んできました。
手で口を押さえ、声を我慢しますが息が激しくなりそうになると、たけしの手も少し動きを止めます。
でもまた、すぐに再開する手の動きに身をよじらせるしかありません。
「こんなに濡れちゃうんだ。もうぐしょぐしょだよ。」
たけしの指先が奥へ奥へと入り、ゆっくりかき回します。
私は、声を必死にこらえ、誰にもバレていないか気になりつつも、気持ちよさに意識が変になりそうでした。
「ぐしょぐしょなのが、あんまりいじると聞こえちゃうね」
たけしの言う通り、自分でも驚く程濡れており、ピチャッと音がしてしまいます。
「みちるさん、このまま終わるのは嫌だよね?」
とてもイジワルな表情で私に問い掛けるたけしに、悔しいと思いながらも、頷きました。
「ついてきて」と、私の服装を軽く直したたけしは、私の手を引き、劇場外の男性トイレへ入りました。
「え?!」と戸惑う私に構わず、個室トイレへ一緒に入り、あっという間に続きが始まりました。
「溢れてるから、ちょっと俺の水分補給ね。」
たけしは私の濡れている所へ顔をうずめ、舐めとっていくので、私は膝がガタガタ震える快感に立っているのもやっとでした。
たけしは「じゃあ」と言って、私の後ろへ行き自分の大きくなった息子を躊躇なく入れてきました。
もう声をだして感じたいけれど、ここは映画館の男子トイレなので声を押し殺します。
その押し殺している事にも、何故か私は快感を覚えて、どんどん溢れてくるのです。
「そんなに濡れて溢れて、しかも締めたらすぐにイくよっ!」
たけしは私の中で暖かいものを放ちました。
生でしてしまったと言う後悔より、私の中で暖かいものが広がる快楽に、とても感動していました。
その日はそのままご飯を食べて帰りましたが、結局月に一回、映画館や公共施設でのエッチにはまってしまい、たけしのアブノーマルな性癖に付き合う事になっています。"






