怪訝に思いながらそろそろ帰ろうかと僕がクルマに戻ると、僕のクルマの横に一台別のクルマが止まっていました。
僕が自分のクルマのドアを開けると、止まっていたクルマから女性が居りてきて、「ワークスさんですか?」と僕のツイッターアカウント名を口にする。
驚いた僕は、まさかと思いつつ女性に誰かと尋ねると「マリエです」と名乗る女性。
「はじめまして、と言うのもおかしいですけど」と可愛く笑いながらマリエは挨拶をしてきた。
「ちょっとお話ししませんか?」と誘われて、また埠頭の岸壁へ缶コーヒーを買って逆戻りした。
訊けば家がこの近くとのこと、僕のつぶやきを見て捜しに来た、と。そして唐突に「オフパコしてくれませんか?」とマリエ。
僕はリアルにコーヒーを吹いた。
マリエは歳は28才、とびぬけて美人というわけではないが胸の目立つスタイルで、しばらく彼女の居ない僕には充分に魅力的な女性だった。
詳しく聞けば、一年ほど前に結婚も考えていた彼氏にフラて、鬱々としていたところに僕のツイッターアカウントを見つけて、リプで絡んでみたら僕の優しい対応に惹かれていたと。
オフパコのつぶやきを見たとき、すごい嫉妬心と、自分もしたいという欲望に火が付いたと。
付き合うとかは今は考えなくてもいいから、一度でもいいからオフパコして欲しい、と言うマリエ。
ここまで言われては断る理由もない僕は、誘われるまま独り暮らしだと言うマエリの部屋に行くことにした。
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