同級生同士で結婚してレスになった。
最初から友達結婚なんて、周囲からからかわれたりしていたからやっぱりなと言われている。
夫はどこかで浮気をしているし、あたしだって。
元々体の相性が良くなくて、夫が立たないことが原因だった。
相性の悪さは体というよりも心とか精神の方が強いかも…。
出会い系サイトで恋人を探そうとして体の関係も持った。
相手は30代男性、既婚者。
彼も奥さんとはレスだと言うし、お互いを慰めるつもりで脱いだ。
「俺さ、たちクンニが趣味で嫁にもさせてたけど、身長差が原因でうまくいかなくて。」
「たちクンニ?」
初めて耳にした性行為の体位だった。
「それってどんなの?」
「ここでやってみる?」
「うん。やってみて。」
性体験が少ないからこそ、いろんなことに興味があった。
彼の手引きでたちクンニ真似をしてみると、ああみたことあるなと思い出した。
「本番やろうよ?」
「うーん、どうかな。あたしは経験ないし体に柔軟性がないと厳しんじゃあ。」
たちクンニは男と女が同じ腰の位置であればやりやすく、挿入も簡単。
彼はあたしを立たせて、しゃがみ込んだ。
スカートの着衣のままで裾をめくり顔を埋めた。
「結構体力いるのね。まだ?」
これはほんと体力があるか、相当この体位が好きな人じゃあないと難しい。
そんなふうに思いながら耐えた。
「俺と結構相性いいかも、そんなに体キツくないでしょう?」
「うん。キツくない。」
二人はそう思いながら、体力差を乗り越えて挑戦した。
しゃがみこむ彼を上から見ていると、不思議と支配欲が満たされてゆくようだった。彼がしゃがみこんでまでクンニしてる。舌先のザラザラした感触は粘膜にまとわりつく。クンニ好きの彼は時間をかけてゆっくりと愛撫してくれる。
「ああ、気持ちい。」
「もうそろそろいいかな。指も入れるね。」
「あっ、いい。」
外側の粘膜を指が動く。
カサカサしていて痛みがあった部分もやがてぬるぬるとして濡れてく。
その感じがいやらしくて顔がほてる。
「顔赤いよ。ちょっと休む?」
気遣いもできる彼、レスなんて信じられない。
でも奥さんとはレスなんだ。
「もっと粘膜を刺激してみて…。ゆっくりとクリトリスもね」
「うん、クリトリスおっきく膨らんでるね。」
「うっん、そこ敏感だからそっとね。」
そう言いながら…彼の愛撫でだんだん気持ち良くなってゆく。
もうあそこは濡れて潮吹きのような状態へ。
こんなふうに濡れたなんて…恥ずかしい。
性匂そこらじゅうに立ち込めていた。