「本当に、いいの?」
彼が戸惑ったように聞いてくる。
もう、何度目の質問だろう。
私は、彼の手を取ると自分の下着の中へと入れた。
「わかるでしょ?我慢できないの」
「で、でも。外でなんて…」
彼が戸惑うのは無理もない。
ここは、繁華街近くの路地裏。
いつ誰が来てもおかしくない場所なのだ。
でも、ラブホテルなんかに入るのを誰かに見られたらと思うとここしかなかった。
「俺、外でヤッた事ないんだよね」
とか言いながら、彼の指が私の下着の中で蠢いている。
人差し指と中指が奥を目指している。
その動きだけで、私は今にも崩れ落ちそうだ。
「旦那さんの事も、こうやって誘うの?」
彼をレンガの壁に押し付けて、私は手探りでジッパーを下げた。
途端に、彼のムスコが元気よく飛び出してくる。
「してないわ。前にも言ったでしょ?私達の関係は冷めているの?」
ゆっくり棹を扱きながら、私は彼の乳首を服越しに咥えた。
彼のムスコはたちまち元気になり、先っぽからアレが溢れてくる。
「私を抱きたいって、言ったでしょ?」
「もちろんっ。この日をどれだけ待ったか」
「だったら、今ここでして」
私は、スカートをたくし上げて彼にお尻を向ける。
彼は、私の下着をゆっくりと下げた。
「こんなにビラビラさせて、いけない奥さんだな」
彼は、その場に跪くと私のビラビラを舌で舐めた。
私は、そのたまらない刺激にのけぞり自分の指を入れた。
「そんなに、したかったの?」
「うん。したかった」
彼は、キョロキョロと辺りを見回すと私にハンカチをくれた。
私は、なんの抵抗もなくハンカチを咥えた。
さすがに、声が聞こえたらまずい。
いくらここが滅多に人がこない場所でも、声が出れば気が付かれてしまう。
「いくよ」
彼の声と同時に、ズプッズプッと熱くて太いのが差し込まれた。
想像していたよりも、ずっと太い。
私は、壁に縋って声を出さないように耐えた。
「入り口はユルユルなのに、奥はギチギチだね」
「んんっ、ふぅ、あっ、んぅ」
激しくピストン運動されて、私は思わず声を出してしまった。
内ももがブルブルと震え、立っている事さえやっとだった。
それでも、彼の熱を感じる。
いつも、彼と話す度に思っていた。
こんな色っぱい声の人に抱かれたいと。
実際に会って、その逞しい体を見た時に欲望が抑えられなかった。
ズルッ、ズッ、ズッと音が聞こえる。
やがて、彼のペニスが私の中で弾けた。
「エッチな体してるね。癖になる」
彼は、まだ抜かないつもりらしい。
そして、私もこのまま彼と離れたくはなかった。