イケメンとのセックスは大興奮しちゃったエッチな体験談。
「こんにちは、マナミさん?」
眼鏡越しに見える彼の姿は、私には縁の無いイケメンでした。
普段から少女漫画が好きで読んでいるけれど、現実にいないと思っていた。
でも、こうして現実にいる。
駅の待ち合わせスポットで落ち合うようにしていた為、周囲にはカップルも居た。
私たちもあんな風に見えているのか、と少し考えていた。
「可愛いね」
「へっ?あり、ありがとうございます」
静かで地味めと馬鹿にされて来た私には、不慣れな言葉で動揺を隠せなかった。
「服の話ですか?」
「それも然りかもね」
やっぱり、勘違いだった。
確かに、今日の服は勝負服だ。
あと、下着も。
彼は、事前に読んであったタクシーに私を誘う。
エスコートと共に軽めのボディタッチに心臓の鼓動が早くなる。
行き先を伝えると、彼は自然と私の手に大きな手を乗せる。
彼の体温が、私の温度と一緒になる。
余りにも熱かった。
頬も赤くなっていたかもしれない。
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