ビジュアル系男子と会って癒やされたエッチな体験談。
その彼(ガク)とは、とあるサイトで出会った。
お互い車だったので、24時間営業している本屋の駐車場で待ち合わせた。
ガクの車は、高級外車で、助手席に乗せてもらった。
初対面で緊張しないよう、優しい言葉をかけてくれる。
車の中は甘いとても良い香りがした。
細い身体つきで、茶髪、十字架が似合う、格好。
それに比べて、私は、仕事帰りでスーツにメガネ、黒髪。
大してかわいくもないし、劣等感を感じてしまう。
ガクの車の中で、たわいもない話をする。
「僕は、いろんな女性を知っているよ。例えば、教師とか看護師とか、だから、ユキの職業だっておかしくはないよ。」
私の職業は塾の講師だったが、家に帰りたくなくて、毎晩のようにネットに頼っていた。
ガクにはたくさんの女性のパトロンがいて、何にも困っていないんだそうだ。
だから、私のような病んでいる人間を「助けたい」「癒したい」と言ってくれた。
私は、夜のガクと話をして、日中はどんな生活をしているのだろうと気になった。
それほど生活感がなく、綺麗な顔だったからだ。
私は何で癒して欲しいと思ったかと言うと、やはり、「抱かれたい」であった。
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