健気な女の子とハラハラドキドキのエッチな体験談。
私が出会い系サイトで知り合った女性は、プロフィールによると読モをしているらしいのですが、載った媒体を聞いてもたぶらかすため、読モとしてのニーズはそれほど高くないのではと思っていました。
恋愛において嘘は付き物、自分のことを良く見せたいのは私も同じのため、読モのことに触れないでいると、彼女から「今度の休み何している?」とメッセージが届き、その日が休みだった私は彼女と待ち合わせをすることにしました。
仕事帰りだったこともあり私は上下スーツ。
彼女が来るまでスマホをしていると、目の前に現れたのは奇抜なファッションな女性。
その女性が待ち合わせをしている自称読モとは思えず、私はその女性から目線を反らしました。
女性、「無視しないでよ。」
誰かと人違いをしているのではと思った私はシカト。
するとその女性は「私、〇〇だよ」
〇〇とは待ち合わせをしている女性が使っている出会い系サイトでのニックネーム。
彼女の格好があまりにも奇抜だったため、私は周囲の者にどんなふうに見られているのか心配でしたが、待ち合わせをした場所には彼女のような格好をした者は他にも沢山おり、私達は浮いた存在ではありませんでした。
出会ったばかりの私が連れて行かれたのは路地裏。
人通りは多かったため不安に思うことは無かったのですが、若者が集まる店の前に近付くと彼女が「悪いけど、これ買ってくれる?」
彼女が私に見せたのはライブチケット。
チケットに表示されている価格は1500円なのですが、彼女が私に要求したのは1000円。
1000円なら痛い金額ではないため購入してあげました。
若者が集まっているのはライブハウス。
私からお金を受け取った彼女は「楽しんでね」
と言うと私を置き去りにしライブハウスの中へ。
開演まで時間はあったのですが、ライブハウスがどんなところか知らなかった私は中に入ると、彼女は準備に追われ私に気付くことはありませんでした。
公演(ライブ)時間が始まり、バンドは次から次に変わるのですが、一向に彼女は現れず、私は最後のバンドが出るまで待っていたのですが、とうとう彼女は現れず、その日は期待ハズレが続いたと自分に言い聞かせ、ひとりマンションに帰りました。
マンションに着いて暫くすると彼女から「今、何処にいますか?」とメールが届き、どうせ、チケットを売りつけるつもりだろうと思い無視。
寝る前にスマホをチェックすると30分毎に計4件のメールが彼女から届き、最後のメールは「すいませんでした。今日は帰ります」。
彼女から最後のメールが届いたのは僅か数分前。
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