バイトを終え学生寮に戻ると、私の部屋はベッドが増えていた。
学生寮は女子禁制の2人部屋。
1年生の私は2年生と同じ部屋、3.4年生になると個室が与えられる。
ベッドが増えている理由は、聞くまでもない。
隣の部屋の2年生が、女を連れ込むからだ。
同級生「来たぞ、女が来たぞ」
ただでさえ狭い私の部屋に、多くの寮生が集まるのは、隣の部屋を覗けるから。
2年生「静かにしろ!」
私の部屋に集まった寮生達「・・・」
隣の部屋から聞こえるのは、2年生の声と、その2年生がマッチングアプリで知り合った女の声。
2年生が見ているのは、部屋の壁に開けられた小さな穴。
1年生「先輩、見えますか?」
2年生「・・・」
1年生「先輩」
しつこく聞くと、1年生は2年生に腹をグーパン。
悶絶する同級生を見て笑いを堪えるのが大変。
2年生がどいてくれて、穴を覗くと、隣の部屋で先輩が女とキスをしていた。
同級生「白」
女が履いているのは、白色のパンティ。
2年生「どけ」
1年生「・・・」
2年生が腹にグーパンしても、1年生がどかないのは、隣の部屋でエッチが始まったから。
エッチが始まったかどうかは、穴を覗かなくても分かるのは、隣の部屋から音楽が流れるから。
いつもは喧しい寮内が静かだと、上級生が部屋にやって来る。
2年生が悶絶するのは、3年生に腹をグーパンされたから。
1年生としては、3年生が悶絶していても笑えない。
笑うのを我慢出来ない者は、部屋を出て笑う。
4年生にもなると用意が良く、ティッシュペーパーを持って来る。
悶絶する3年生の横で、4年生は隣の部屋を覗きながらペニスをシコシコする。
初めて他人のシコシコを見た時はビックリしたのだが、寮生活が半年を過ぎると平気になり、1年生の中にもオナニーをする猛者がいる。
3年生「お前、何を見てるの?」
2年生がオナニーのオカズにしているのは、4年生のオナニー姿。
多くの寮生がいれば、中にはゲイもいる。
困ったことに、そのゲイの先輩は私と同じ部屋。
同級生「お前も見なよ」
場所を変わってもらって穴を覗くと、女がフェラチオをしていた。
音楽がかかっているため、フェラチオのチュパチョパは聞こえないが、穴からはエッチな匂いがする。
女にフェラチオをされている2年生は、女のパンティをズラして、私達にオマ◯コが見えるようにしてくれる、あざーっす、先輩。
オマンコがテカっているのは、まん汁が垂れているから。
1年生「触りてえ」
2年生「声がでけえよ」
私もオマ◯コを触りてえと思うのだが、私のことをゲイの先輩が見てオナっている。
隣の部屋の音楽が変わったのは、SEXが始まったから。
隣の部屋でSEXをしている2年生は早漏のため、音楽が終わる前にイッてしまい、まだイッてない4年生からは「早えよ」と不満が出る。
音楽が聞こえくなると、エッチは終わりのため、私の部屋から人はいなくなるのだが、ゲイの先輩だけは残る。
見ないようにしているのだが、ゲイの先輩の息遣いが荒くなる。
イッたかどうかは、ゴミ袋の音で分かる。
ゲイの先輩は、ペニスにティッシュペーパーを巻いて射精をするため、イケば精液の付いたティッシュペーパーはゴミ袋に捨てられる。
1週間に2度、ゴミ捨てをするのは1年生の役目。
ゲイの先輩のゴミ袋は、精液が乾いたカチカチのティッシュペーパーが、毎回一杯入っている。