電話番号を変えたのは、イタ電が多いから。
イタ電は家にも掛かってくる。
私が家出をしたのは、イタ電により援交していることが家族にバレたから。
家に居られなくなった私は、親友のところに行ったのだが、居留守を使われた。
居留守を使われたということは、親友にも援交のことがバレているから。
元カレのところに行くと、泊めてくれた。
元カレは援交について何も聞いて来ない。
聞けるわけがない、だって、援交は、この元カレに勧められたのだから。
元カレ宅に泊まるということは、エッチをされることは覚悟の上。
私がエッチを拒めば、殴られることは分かっていたのだが、エッチが終わると、「出てけ!」と言われ殴られた。
駅に向かって歩いたのだが、電車に乗るお金はない。
電車に乗れたしても、行く宛がない。
それでも、とりあえず駅に向かって歩いていると、元カレの父親に声を掛けられた。
元カレの父親「久しぶりだね、元気にしてた?」
私は下を向いたまま、うなずいた。
元カレの父親「うちに来てたのか?」
私「(うなずく)」
元カレの父親「せがれとケンカしたか?」
私「・・・」
元カレの父親「乗ってくか?」
私「・・・」
元カレの父親「行く宛は無いんだろ?」
私「(うなずく)」
元カレの父親「だったら乗れ」
元カレの父親の誘いに気乗りしなかったのは、車に乗るだけでは済まないから。
元カレの父親が運転する車は、元カレの家からは離れる。
「何処に行くの?」とは聞かなかったのは、何処に連れて行かれるのは、おおよそ見当がついたから。
5分後、「また、ここか」と思った。
昔、元カレと別れた時も、元カレの父親に連れて来られた。
元カレの父親「人生、色々あるよ」
このセリフ、以前も言われた。
元カレの父親「せがれには言うなよ」
このセリフも、以前、言われた。
「オジさん、ヤメて」
とは言ったものの、ヤメてくれないことは以前と同じ。
「せがれと俺、どっちが良い?」
そう言われても、どっちもどっち。
元カレが早漏なら、元カレの父親も早漏。
我慢すれば良いのは、5分だけ。
5分もしないうちに、元カレの父親は「イクぞ」。
そう言われても返事に困る。
私が言ったのは、「中には出さないで」
でも、元カレ同様、元カレの父親は私の中で射精をした。
元カレと唯一違うのは、口止め料として1万円くれた。
そのお金でネットカフェを利用し、SNSを使って援交相手を見付けた。
援交相手「本当に中に出して良いの?」
私「うん」
元カレの父親に中出しされているため、アフターピルを飲めば、何人に中出しをされても同じ。
援交相手のオジさんは、中出しのお礼として2万円くれた。
30万円貯まったら、アパートを借りよう。
アパートを借りれたら、ホテル代が浮く。
そうなれば、効率良くお金が貯められる。